Libero come un gatto

ゆるゆると生き長らえたい、イタリアの猫のように。

2011年11月

フジモリ式建築入門

フジモリ式建築入門 (ちくまプリマー新書 166)
フジモリ式建築入門 (ちくまプリマー新書 166)
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藤森さんのフジモリ式建築入門を読了。
大変読みやすく短い通勤時間でも数日で読めてしまいました。
藤森さんらしい小気味いい語り口で面白かったです。

趣旨としては「建築とはなにか」を建築史を通じて確認するというもので、「空間」の始まりからピラミッドに代表される巨大建築出現までの流れ、西洋における教会建築の発展、日本における住宅の発展を追っていきます。

全体を通じて藤森さんが書いているのは建築の中に潜む作り手の「意識」と「無意識」。
無意識化されたもの長い時間をかけて淘汰され生き残り凝縮され、それが本当に良い建築を作ると。

特に新しい知識が得られるというものではないですが、ギリシャからローマ〜ビザンティンの流れなんかは非常に簡単に書いてて分かりやすい。

個人的に面白かったのは日本の原初的な高床式住宅と竪穴式住宅の発展。どう混じり合い影響しあうか。それにしても日本建築について自分は勉強不足すぎる。

ただ、残念なのは図版にまったく目新しいものがなく大体が建築史図集で見たことあるものだったことと、かなり誤植が多いこと。

場所によっては図版が抜けている所がありました。(住宅の平面図と断面図の説明図がないような)

暇つぶしに読んでみるのもいいかもね。(こういう言い方は非常に失礼ですが)

ノルウェーの話

9月のイタリア出張のついでにオスロで学会発表をしてきました。

フィウミチーノ空港からスカンジナビア航空に乗ること3時間。特急に乗ること1時間。

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オスロ中央駅につきました。

お宿についたら街をブラブラしながらご飯を食べるとこを探すのですが、これがなにもない。。。。

ないというのも変ですが、我々が初めて訪れた土地に期待しているような雰囲気のお店は皆無ですね。
ファストフード、チャイニーズ、ジャパニーズ、イタリアン。。。これが8割以上。

更に物価が高い。感覚的には2.5倍から3倍ぐらい。
肉うどんが160ノルウェークローネ(NOK)≒2000円とかふざけないでくれるかしら?
1NOK=14円ぐらいね。

きちんとしたレストランもあるにはあるのですが超高級。コースで1000NOK〜みたいな。
単品でも前菜で2000円しますけどオケー?みたいな。

貧乏人には辛い街です。

結局入ったのは日本趣味と中国趣味の入り交じる中華料理店。
私はチャーハンをプロフェッサーは肉焼きそば?を注文。それぞれ100NOK。イタリアなら15ユーロでおいしいピザが食べられるのになあと思いながら。
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味は極めてアベレージなお味。おてもとと書かれた割り箸が懐かしかったです。
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それにしても変なオリエント趣味ですが結構地元民には人気のようで皆さん器用にお箸で召し上がっておられました。

次の日は学会。
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こんな雰囲気でした。やはり言語の壁は厚く、そして高く私の前に立ちはだかるのです。発表時間は約20分。原稿の通りに読み進めますがもう途中で舌が回らなくなって大変。
あと、読むのに必死なだけでなにも考えていないから意外と頭の中は冷静で、必死こいてプレゼンする自分を冷静に分析する自分もいました。キモいね。

地獄のような質疑応答時間を終え学会は無事終了。晴れて自由の身になったので本格的に観光。
行くとこゆうたらここしかない!ってな具合にムンク美術館へ。
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ムンクさんかっこいいじゃないっすか。
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でかい絵。
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ムンク美術館近くの建物。壁面の仕上げがムンクっぽい?なあとパチリ。

ちなみに有名なムンクの叫びはムンク美術館ではなく、国立美術館に展示されておりますのでお間違いなく。
こちらは入場無料で夜遅くまでしております。そんなに大きくない美術館にムンクの部屋がございますのでそこでご覧になれます。
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ロダンもいます。モネとかルノワールもいます。

オスロの街はとても健全。旅行者には少し物足りないぐらい健全。危険な香りは全くしません。
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自然がとても身近にあってこんな風にオフィス街の横にも綺麗な川が流れています。
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バレーなんかしてみたり。東京にもこういう、自由な管理の遊べる所がほしい。
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夜になるとこんな雰囲気になります。とても健全。
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人も少ないしね。適度な多さ。
みんなどこでご飯食べたのかしら。

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私のご飯はインド料理となりました。もうノルウェー料理とか夢みたいなこと言わない。
でも高い。タンドリーチキンとカレーのセットで大体2500円。ビールの小瓶が700円。
4000円ぐらい支払いましたが周囲の物価に比べればまだマシかな。美味しかったし。

まあ多少高くてもいいけど、なんかね。感覚的に許せないと言うか。2.3日ならいいけど1週間は無理というか。

泣きながらオスロをあとにしました。

それにしても建築的な文化は殆ど無いのでそういう意味ではお勧めしません。
ただし、北欧ののんびりとした雰囲気や美術館を楽しみたいならいいかも。ただそれならアスプルンドのいるストックホルム、アアルトのいるヘルシンキに行ったほうがいいですね。

そういや、もう一回イタリア編するつもりだったんだ。そのうち!

「もしドラ」ではなく「もし般」がすごい。

婦人公論は以前から異常な雑誌だと思っていましたが、やはり今回もやってくれました。

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表紙は瀬戸内寂聴。

特集は「違いはどこに? 40 代から 人生が開ける人、 行き詰まる人」
なるほど、婦人公論として相応しい興味深い特集である。

これはOK。

インタビュー
「懐かしのボディコン姿で奇跡の復活!
お金では買えない貴重な狎伏期間瓩鯲箸砲靴董
岡本夏生

人生の浮き沈みですね。貴重な潜伏期間とか完全に結果論と言うかなんというか。
前向き前向き♫
まあOK。

そして問題の特集
「はじめての仏教
もし主婦が 「般若心経」 を 読んだら」


なにその自由な発想。楽しすぎるぞ。
「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」
通称もしドラが一時流行りましたが、完全に超えましたね。
どうなっちまうんだよ!?という気持ちを抑えられない。

これからは「もし般」。

もう少し私なりのアレンジをするとすれば
「はじめての仏教
もし昼下がりの団地妻がクリーニング屋さんと 「般若心経」 を 読んだら」


「もしクリ」

おいおい淫靡だぜ・・・アダルトな雰囲気は婦人公論快楽白書にピッタリ。
お前ら絶対般若心経読まないだろ・・・・

買え!
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