何かを集めるというのは楽しいことです。
徐々に増えていくそれらを見ていると、ホッホッホッとした気分になります。
靴が好きな人、服が好きな人、CDが好きな人、フィギュアが好きな人、本・漫画が好きな人とまあ様々ですが、意外に私は漫画集めるの好きです。
全然持ってないくせに何を言うか!この小童が!
とお叱りの声もありそうですが、実家とこっちのを合わせればそこそこあります。
これから紹介していきますが、書き始めたらめちゃめちゃ長くなってしまいましたので、途中でムカつかないでください。
実家保管組の代表作と言えばやはり「美味しんぼ」でしょう。
すでに100巻を上回ったその勢いは、もう数十巻に亘ってダレまくりで、面白味を見つけることすら難しいんですが、昔のほうは面白いので読んでます。
とくに山岡が栗田さんと結婚するまでがいいですね。
栗田さんは結婚後、なんかむかつくキャラになったので、もういいんですが。
海原雄山の「このあらいを作ったのは誰だぁっ!」は名言です。
他には、キン肉マンですね。
これは中2の頃に無性に読みたくなって、なんとか全巻揃ええたものです。
巷では中2病とかいう言葉がありますが、私の中2病の症状はキン肉マンでした。
友情・努力・勝利という今は無くなりつつあるジャンプ精神を見事に体現した作品に熱を上げ、休憩時間はよくプロレスをしてました。
ある日のことですが、その日の私はいつもより調子がよく、テリーマンの必殺技「テキサスクローバーホールド」を決め、友人からギブを奪いました。
ここでやめとけばいいものを、さらに私は現衆議院議員・馳浩直伝のジャイアントスイングを仕掛けました。
馳氏の引退試合のように自分の年齢と同じ回数である14回転を目指そうとは思いませんでしたが、相手の両足を持って、さあ回さんという時です。
想像してください。
足が滑ります。ツルンと。後ろに。
体は前に倒れていきます。
手はどうなっているか。
相手の足を両手でガッチリとロック!
私の顔は徐々に下がり、仰向けに寝ている友人の頭の向こう側に着地。
両手ガッチリロックのせいで体を捩じることも出来ませんでした。
頭を打った?鼻を打った?
いいえ、ケフィアです。
歯を打ちました。
前代未聞の歯からの着地。
このジャック・ハンマーのように歯が強ければよかったんですが、脆くも私のキュートだった前歯2本は砕け散りました。
例えるなら、ロックマンが死んだ時の閃光が拡散していく「ティウンティウンティウン〜♪」のように。
今でも校舎の廊下には2本の前歯の刺さった跡があるはずです。もはや伝説に近い。
それもこれもキン肉マンにはまるという事が発端です。
キン肉マンが異様に長くなりましたが、続いての漫画は「月下の棋士」です。
名前ぐらいは知ってる人もいるでしょうが、将棋漫画です。
伝説の棋士と言われた男の孫、氷室が宿命のライバルである滝川を倒し、名人になるべく、次々現れる強敵を倒すという話です。
実際の棋士をモチーフにしている点や、棋士の将棋に捧げる情熱、棋士の頭脳、将棋という(ある意味では)哲学を表現しているところがいいです。
まあ、熱いです。よく死にます。対局中とか終わった直後とか。
盤上で死ねれば本望とかよく言いますけど、体現してます。
ちなみにドラマ化もされてて、氷室役にあのゴリタモウこと森田剛。
ライバル滝川役に田辺誠一。その他、中尾彬、山口紗弥加、デビッド伊東など豪華キャスト。
これが驚くほどビデオ屋さんにないんだな。
ハチワンダイバーが流行っているようですが、あんなに絵が下手じゃないし、ちゃらくもありません。なんというか、そう、研ぎ澄まされた漫画です。
実家組はこんなもんにして、広島組は「五年生」です。
大学卒業を目前に単位不足で留年が決まり五年生になることになったアキオと弁護士事務所に勤めることになったヨシノの中距離恋愛をリアルに描く漫画です。
これはタイトルとあらすじだけを見て、買っちゃいました。図らずも私もその時5年生だったんですねー。シンクロしたんでしょう。
面白いかと言われるとそうでもないけど、なんか最後まで(5巻)読んでしまう感じ。出てくる登場人物がのきなみ嫌な奴ばかり。アキオとヨシノも含めて。
「こんなにヤな奴ばっかりの漫画見たことないよー」とはK田嬢の言葉。
人間の嫌な部分、嫉妬とか欺瞞とか嘘とかがストレートに表現されてるから読んでてイライラします。
でも、結構好きだったりするから不思議。
他にも和田ラヂヲとか、スティールボールランとか北斗の拳とかあるんですが、
(こっからがやっと本題です!本当に前置きが長いです。いつも。)
最近新しい漫画を買いました。
「兎 -野性の闘牌-」です。
知らないとなんのこっちゃですが、麻雀漫画です。
ZOOと言われる麻雀の代打ち集団(やくざ同士の抗争とかを代理人を立てて麻雀で勝負する)に入ることになった武田俊が、様々な特殊能力を持つ構成員と共に様々な敵と麻雀で戦うという話です。
構成員は動物名のコードネームで呼ばれ、ジャッカル、サル、タンチョウ、キツネ、ネコとかいろいろいます。そして各々が特殊能力を持ち、手を作るのが早いとか、ドラが無茶苦茶あるとか、染め手が得意とか、とにかく運がいい(豪運という)とかいっぱいです。
そして武田のコードネームが兎なのです。これは危険回避の能力で、要は相手の当たり牌が分かるという能力です。
そのうち、相手の牌が透けて見えるとかゆう現象も起こります。
最近ではお互いの牌が読めすぎて、なにしてるかよく分からんような無言のやり取りが多いです。
そんな能力戦も面白いんですが、絵が綺麗なんですよこれ。
余分な線を入れずにすっきりしていても眼には光が宿るって感じです。
このジャッカルのセリフ「ここが原点だ」もそうなんですが、ちょいちょい出る名言がたまらんのですわ。
読んでないと中々グッと来ないですが、
「クソみてぇな奴に引け目を感じる必要は無い
化石になって生き長らえてる奴らとは違う
背骨だけ残して死ねばいい」
「こんなもんは痛みじゃない 私達は頭をひしゃげて生まれてきたんだ!」
とかね。
只今11巻まで出てます。ほぼ1年に1巻という超スローペースですが、ぼちぼち集めます。
麻雀やってないととっつきにくいですが、そんなに知らなくても十分楽しめます。
というか麻雀やっていても理解できないところはいっぱいありますので、機会があればどうぞ。
あ〜疲れた。
今日は午前中に会社の人とサッカー&バーベキューの予定やったんやけど生憎の雨で中止になって、暇なのよというエクスキューズを入れときます。
読んでくれた人お疲れ様。
徐々に増えていくそれらを見ていると、ホッホッホッとした気分になります。
靴が好きな人、服が好きな人、CDが好きな人、フィギュアが好きな人、本・漫画が好きな人とまあ様々ですが、意外に私は漫画集めるの好きです。
全然持ってないくせに何を言うか!この小童が!
とお叱りの声もありそうですが、実家とこっちのを合わせればそこそこあります。
これから紹介していきますが、書き始めたらめちゃめちゃ長くなってしまいましたので、途中でムカつかないでください。
実家保管組の代表作と言えばやはり「美味しんぼ」でしょう。
すでに100巻を上回ったその勢いは、もう数十巻に亘ってダレまくりで、面白味を見つけることすら難しいんですが、昔のほうは面白いので読んでます。
とくに山岡が栗田さんと結婚するまでがいいですね。
栗田さんは結婚後、なんかむかつくキャラになったので、もういいんですが。
海原雄山の「このあらいを作ったのは誰だぁっ!」は名言です。
他には、キン肉マンですね。
これは中2の頃に無性に読みたくなって、なんとか全巻揃ええたものです。
巷では中2病とかいう言葉がありますが、私の中2病の症状はキン肉マンでした。
友情・努力・勝利という今は無くなりつつあるジャンプ精神を見事に体現した作品に熱を上げ、休憩時間はよくプロレスをしてました。
ある日のことですが、その日の私はいつもより調子がよく、テリーマンの必殺技「テキサスクローバーホールド」を決め、友人からギブを奪いました。
ここでやめとけばいいものを、さらに私は現衆議院議員・馳浩直伝のジャイアントスイングを仕掛けました。
馳氏の引退試合のように自分の年齢と同じ回数である14回転を目指そうとは思いませんでしたが、相手の両足を持って、さあ回さんという時です。
想像してください。
足が滑ります。ツルンと。後ろに。
体は前に倒れていきます。
手はどうなっているか。
相手の足を両手でガッチリとロック!
私の顔は徐々に下がり、仰向けに寝ている友人の頭の向こう側に着地。
両手ガッチリロックのせいで体を捩じることも出来ませんでした。
頭を打った?鼻を打った?
いいえ、ケフィアです。
歯を打ちました。
前代未聞の歯からの着地。
このジャック・ハンマーのように歯が強ければよかったんですが、脆くも私のキュートだった前歯2本は砕け散りました。
例えるなら、ロックマンが死んだ時の閃光が拡散していく「ティウンティウンティウン〜♪」のように。
今でも校舎の廊下には2本の前歯の刺さった跡があるはずです。もはや伝説に近い。
それもこれもキン肉マンにはまるという事が発端です。
キン肉マンが異様に長くなりましたが、続いての漫画は「月下の棋士」です。
名前ぐらいは知ってる人もいるでしょうが、将棋漫画です。
伝説の棋士と言われた男の孫、氷室が宿命のライバルである滝川を倒し、名人になるべく、次々現れる強敵を倒すという話です。
実際の棋士をモチーフにしている点や、棋士の将棋に捧げる情熱、棋士の頭脳、将棋という(ある意味では)哲学を表現しているところがいいです。
まあ、熱いです。よく死にます。対局中とか終わった直後とか。
盤上で死ねれば本望とかよく言いますけど、体現してます。
ちなみにドラマ化もされてて、氷室役にあのゴリタモウこと森田剛。
ライバル滝川役に田辺誠一。その他、中尾彬、山口紗弥加、デビッド伊東など豪華キャスト。
これが驚くほどビデオ屋さんにないんだな。
ハチワンダイバーが流行っているようですが、あんなに絵が下手じゃないし、ちゃらくもありません。なんというか、そう、研ぎ澄まされた漫画です。
実家組はこんなもんにして、広島組は「五年生」です。
大学卒業を目前に単位不足で留年が決まり五年生になることになったアキオと弁護士事務所に勤めることになったヨシノの中距離恋愛をリアルに描く漫画です。
これはタイトルとあらすじだけを見て、買っちゃいました。図らずも私もその時5年生だったんですねー。シンクロしたんでしょう。
面白いかと言われるとそうでもないけど、なんか最後まで(5巻)読んでしまう感じ。出てくる登場人物がのきなみ嫌な奴ばかり。アキオとヨシノも含めて。
「こんなにヤな奴ばっかりの漫画見たことないよー」とはK田嬢の言葉。
人間の嫌な部分、嫉妬とか欺瞞とか嘘とかがストレートに表現されてるから読んでてイライラします。
でも、結構好きだったりするから不思議。
他にも和田ラヂヲとか、スティールボールランとか北斗の拳とかあるんですが、
(こっからがやっと本題です!本当に前置きが長いです。いつも。)
最近新しい漫画を買いました。
「兎 -野性の闘牌-」です。
知らないとなんのこっちゃですが、麻雀漫画です。
ZOOと言われる麻雀の代打ち集団(やくざ同士の抗争とかを代理人を立てて麻雀で勝負する)に入ることになった武田俊が、様々な特殊能力を持つ構成員と共に様々な敵と麻雀で戦うという話です。
構成員は動物名のコードネームで呼ばれ、ジャッカル、サル、タンチョウ、キツネ、ネコとかいろいろいます。そして各々が特殊能力を持ち、手を作るのが早いとか、ドラが無茶苦茶あるとか、染め手が得意とか、とにかく運がいい(豪運という)とかいっぱいです。
そして武田のコードネームが兎なのです。これは危険回避の能力で、要は相手の当たり牌が分かるという能力です。
そのうち、相手の牌が透けて見えるとかゆう現象も起こります。
最近ではお互いの牌が読めすぎて、なにしてるかよく分からんような無言のやり取りが多いです。
そんな能力戦も面白いんですが、絵が綺麗なんですよこれ。
余分な線を入れずにすっきりしていても眼には光が宿るって感じです。
このジャッカルのセリフ「ここが原点だ」もそうなんですが、ちょいちょい出る名言がたまらんのですわ。
読んでないと中々グッと来ないですが、
「クソみてぇな奴に引け目を感じる必要は無い
化石になって生き長らえてる奴らとは違う
背骨だけ残して死ねばいい」
「こんなもんは痛みじゃない 私達は頭をひしゃげて生まれてきたんだ!」
とかね。
只今11巻まで出てます。ほぼ1年に1巻という超スローペースですが、ぼちぼち集めます。
麻雀やってないととっつきにくいですが、そんなに知らなくても十分楽しめます。
というか麻雀やっていても理解できないところはいっぱいありますので、機会があればどうぞ。
あ〜疲れた。
今日は午前中に会社の人とサッカー&バーベキューの予定やったんやけど生憎の雨で中止になって、暇なのよというエクスキューズを入れときます。
読んでくれた人お疲れ様。
あと、ティウンティウンwww
しかし、プロレスで歯を・・・やんちゃすぎですよ。まさに伝説ですね。