半年以上にわたってずっとはまっているのが

ライムスター宇多丸のウィークエンドシャッフル
というラジオです。

TBS系で東京のみでの放送なので、リアルタイムでは聞けないのですがPodcastでシコシコと録り貯めては聞いています。

様々なコーナーがある中で最も好きなが「シネマハスラー」という映画批評のコーナー。

映画マニアの宇多丸さんが毎週サイコロで出た目の映画を見て、数十分にわたって批評をしていくというコーナー。

これがおもしろいし、映画の見方もよく分かる。
切り口も様々で、脚本、演出、撮影、編集、音楽、エンドクレジットに至るまであらゆる方向から攻めていき、時には原作との比較、原作に潜む問題点などなど。

なかにはROOKIESとか20世紀少年などのクソ映画やグラントリノなどの名作も混じり玉石混合です。

しかし、どんな映画でもスタンスを変えず批評を行う宇多丸さんの態度は立派です。
名作は徹底的にほめ、それでも潜む問題点を洗い出し、クソ映画はボッコボコにしたあげく、あえて褒めるとすればという点を探し出す。

不思議なのはボッコボコにしたクソ映画を「どれだけクソ映画なのかを見に行きたくなる」という気持ち。普通は見なくてよかったとか思うんだろうけど。

最近何回も聞いているのは「アマルフィ 女神の報酬」のシネマハスラー。
織田祐二演じる外交官がイタリアでさらわれた天海祐希の娘を探し出すという映画です。

とりあえずクソ映画らしいのですが、その批評の仕方がとにかく面白い。

「どこから批評していいか分かんねえから、シーンを追って行きながら全部批評します」ということでオープニングからエンドクレジットまで順を追って解説していきます。

聞いてもらえれば分かるのでいちいち言いませんが、一番おもしろかったシーンをご紹介。

身代金の受け渡しに失敗を繰り返し、精神的にもまいってしまった天海。
ヨヨヨとなりながら、ホテルの一室で織田の胸に顔をうずめる。
織田も天海を抱きしめる。
天海の髪の匂いを嗅ぐ織田・・・・

このシーンの宇多丸さんの解説。

「この織田の反応はですね、童貞の反応です!
どうしていいか分かんねえからとりあえず髪の匂いを嗅ぐ。
このままやっちゃってもいいのかなあ、でもなあ・・・」

その他ROOKIESの時のキレ具合とかたまりません。

ぜひ聞いてみてください。ここです。
podcastに登録するとものすごい量がダウンロードされますので。