先日のことです。


こんにゃくを袋から取り出した瞬間

手が滑って、

こんにゃくがシンクを勢いよく走り回り、

排水口へ吸い込まれるのを見て、

「こんにゃくは口に入れるまで油断出来ない」と悟りました。



今日はイタリア語の辞書を求めて本屋さんに行ったらこんな本がありました。



お尻とその穴の文化史お尻とその穴の文化史
著者:ジャン ゴルダン
販売元:作品社
発売日:2003-08
おすすめ度:3.5
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タイトルに深みと奥行きを感じます。
西洋史の中でお尻とその穴はどのような位置付けで文化に溶け込んできたのか。

医学の一分野としてのお尻と性の対象としてのお尻。
時代によってどう変化してきたか。

別にそういう性癖があるわけではないですが、興味深いですね。


西洋医学では古来より病の診断にお尻の穴や排泄物を使ってきたそうです。

医者が味見してたりもしてたそうですよ。うげー。

その一方で性や美の対象としてのお尻がありました。
お尻の穴をあーだこーだしてみたり、女性美の象徴としてのお尻の丸みですね。

なぜお尻なのか、なぜアヌス(この本ではこう表現しているのでそれに倣います。普段使わねーよ)なのか。
お尻になにかあったときにはどうすればいいのか?

こういった話を、結構厚い本でしたので、延々数百ページ書いているわけです。

その中でも気になった章を紹介。

・アヌスに異常があったら

どんな章やねんと思っていたら、次の項が予想を超える内容だった。


・まず慌てない


なるほどー。慌てちゃいけないんだ。慌てるもんね普通。

うんうんいい事書いてる。

ぜひお買い求めください。
繰り返しますが、私にそういう性癖はないのでくれぐれもご注意ください。


我ながら何書いてんだか。