プロレスが好きです。実は。

大学時代は年に最低1回は見にいっては熱く興奮してたものです。

プロレス好きの元を辿れば私の場合キン肉マンの影響は避けられないので、かれこれ10年ぐらいは一応ファンということになります。

とはいえ、コアなファンという訳ではないので、常に情報をチェックとか、週刊プロレスを読んでいるとか、深夜のワールドプロレスリングを見ているとか、そういう訳ではないです。


プロレス好きです。

こういう話を人にすると、大体人は同じ事を言います。

「だってヤラセでしょ?」と。

何度同じ事を聞かれた事か。もううんざりなので。この場を借りて説明します。

如何にオマエ達が固定観念にとらわれた奴隷かを!



プロレスの話をする前にアルタミラ洞窟壁画の話をしたいと思います。

スペインの洞窟に描かれた旧石器時代のそれはそれは勇壮な動物たちの姿を描いた世界遺産にも登録されている壁画です。

それが発見された時のエピソードは有名で、130年前、その土地の領主であり、考古学に造詣の深い人物が洞窟を調査をした際、ついて来ていた彼の娘が天井を見上げた時に「見て!パパ!牛の絵よ」と叫んだのが発見と言われています。

しかし、あまりに躍動感に溢れ、勇壮なその絵は当時の考古学者たちからは
「誰かがイタズラで書いたに違いない」と一蹴し、20年もの間、日の目を見る浴びる事は無くなるのです。

その絵を素晴らしいと思ってしまった学者たちはそれがまさか1万2千年前に描かれたものだとは夢にも思わなかったのでしょう。



話をプロレスに戻します。

プロレスは一般の人々にとって不自然な動きが多いスポーツです。

ロープに投げられたら素直に返ってくる。
相手の技をよけない。などなど。

だからすぐヤラセだという。

一旦ヤラセだと思うと、もうそうとしか思えないようになる。

動きが不自然→ヤラセだ!→そう思うと益々怪しい!→やっぱりヤラセだ!

→ヤラセはよくない!→プロレスはダメだ!

おそらくはこういう思考回路じゃないでしょうか。
まったく負のスパイラルですね。

そこのあなた、ヤラセだと言われるこの世知辛い社会において
なぜプロレスファンがプロレスを面白いと思うのかを考えた事がありますか?
ヤラセだという認識を一旦外して目の前で行われているものを見てください。

ロープに投げる。返ってくる。
喉元にラリアットを食らわすと100kgを超える肉体が激しく倒れる。時には空中で1回転する!

どう見てもおもしろいじゃないっすか。
これがK−1のリングで起こったら?盛り上がるでしょ。スポーツニュースで流れまくるでしょ。

返ってくるのがおかしい!というあなた。逆に聞きたい。
「返ってきたらダメなの?技は喰らったらダメなの?」

もはや私にとってはヤラセかそうじゃないかなんて議論は何の意味も持たない。

目の前で行われている事がおもしろいと思う。それで十分。



絵の素晴らしさのために誰かのイタズラだと思いこみ、アルタミラの壁画を不当にしか評価出来なかった考古学者も、不自然な動きにヤラセだと思いこんだがためにプロレスを面白いと思えなくなったあなたも、一度その先入観を外して見てください。

その絵がいつ書かれたものだろうと、その絵の素晴らしさは誰にも否定できないのと同じように、ヤラセだろうとなかろうとプロレスが面白い(人に依るけどね)と思うことは否定できない。

要は、改めて杭の先端支持力を考えるように、プロレスを少しは見直してやってください。

これ以上書くと暑苦しいのでこの辺でやめときます。


ちなみにテレビで土田が、デルピエロがプロレスファンだと言ってました。
タイガーマスクのマスクをプレゼントされたデルピエロは空港でそれをかぶるという一般人がやったら完全に引かれる行為も平然とやってのける!

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あぁかっこいいい。

デルピエロとプロレスの話はここに詳しいのでどうぞ。

こうしてまたマニアックなことを書いてしまった。
今度はポップでキャッチーでキュートな内容にします。