週末はあまりにやる事がないので映画を見ています。

DVDがガンガンたまってハードディスクを圧迫しています。

先週見たのは「善き人のためのソナタ」
善き人のためのソナタ スタンダード・エディション [DVD]善き人のためのソナタ スタンダード・エディション [DVD]
出演:ウルリッヒ・ミューエ
販売元:アルバトロス
発売日:2007-08-03
おすすめ度:4.5
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舞台は1980年代のドイツ。まだドイツが東西に分かれていた時代です。

社会主義国家の東ドイツは国家に反旗を翻す国民を監視すべく、国家保安省(シュタージ)という機関において諜報活動を始めます。
監視の目は芸術活動にまでおよび、西側思想と判断された芸術家は活動停止などの処分を受けていました。
シュタージのヴィースラー大尉はある劇作家を監視する任務を与えられ、彼のマンションの屋根裏で私生活を盗聴し始める・・・。

とまあこんなお話です。

タイトルを見た時からずっと見たくて、やっと借りたぜ!っていう日から早1年半。やっと見ました。なんだったんだあの興奮は。

やはり過去の私が睨んだ通りの名作でした。
物語は全体的に灰色で淡々と進むんだけど、途中からハラハラしだして、最後はあっという結末で、一番最後のシーンに誰もが涙する。
こんなに清々しいラストも中々ねえぜ。

是非ご覧あれ。私ももう一回ぐらい見ようと思います。


もう一本は有名ですが古い映画です。
「12人の怒れる男」
十二人の怒れる男 [DVD]十二人の怒れる男 [DVD]
出演:ヘンリー・フォンダ
販売元:20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
発売日:2006-11-24
おすすめ度:5.0
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三谷幸喜の「12人の優しい日本人」は見てたんですが、元ネタは見ておりませんでした。
うむ、こっちもおもしろい。むしろこっちのほうがかっこいい。

ある殺人事件の陪審員になった12人の男たちが、有罪か無罪かについて話し合うというだけの話です。
多分、誰が見ても有罪と言う事件だったのですが、ある男だけが無罪と主張します。陪審員は全員一致が原則なので、11:1から話し合う事に・・・。

結果は言いませんが、この無罪を主張した男がまあ何ともかっこいいんですよ。
有名ですが、この男の職業が建築家ってのもね。

「当時のアメリカにおいて建築家という職業がいかに尊敬されていたかが分かるだろう」と誰かが言っていたような・・・。

まあ、今さら感抜群ですが是非ご覧あれ。