5月ころに見た映画がDVD化されていたので思い出したように書きます。

「NINE」

見た人もいるとは思いますが、それはそれはいい映画なのです。

あらすじは、
新作の撮影でスランプに陥っているイタリア人映画監督グイード(ダニエル・デイ=ルイス)が、現実逃避をするために、妻やら愛人やら女優やら雑誌記者やら幾人もの美女たちと現実・妄想を含めた愛憎劇を繰り広げ、また映画監督としての自信を取り戻すという物語です。妄想シーンは主にミュージカルになっていて、その人の心理状態が歌や踊りで表現されます。時に激しく情熱的に、時にしっとりと叙情的にとさすがイタリア、感情が豊かです。

まあ、このグイードがどうしようもない男のくせにモテるんですよ。こっちが嫉妬するぐらい。かっこいいけど。
タイトルのNINEは9人の人間を指していて、グイードと子供時代のグイードと母親(ソフィア・ローレン)+美女6人です。
この美女軍団がそれはそれは魅力的に映されているんですよ。それも色々と好みやキャラクターが分かれるように上手くキャスティングと演出がされています。
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オレもイタリアに行く!グイードみたいになる!って小学生の自分なら言ってますね。


まずね、冒頭の方の妄想で出てくるニコール・キッドマン。グイードがお気に入りの女優。
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「天使か!ヴィーナスか!」って思うぐらい綺麗。本当に綺麗。正直、ビックリしすぎてニヤつきました。この画像じゃそこまでだけどね。
妄想の中で真っ暗なステージの上で椅子に座るグイード。ある瞬間ステージの階段から光が差し込みニコール・キッドマンの姿が。逆光で顔は良く見えない。シルエットのみ。

徐々に階段を降りてくる。顔が見える。どんどん近づいてきて、グイードにキスをする。

くっそ〜!とグイードに嫉妬する私。


愛人役のペネロペ・クルス。あんまり今まで彼女に対してセクシーだとか思ったことなかったの。どっちかっていうとキレイめなかんじで。はっきりいうとエロさがないというか。

でもね。ゴメンなさい。私が悪かったです。

ペネロペ・クルスが超エロい。ガーター姿で誘ってくるんですよ。あとグイードと部屋に迷い込んでしまった美女的なシュチュエーションプレイも始めるんですよ。
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とにかくエロい。エロいことは素晴らしい。


あとはそうねえ。BlackEyedPeasのファーギーも出ています。彼女はグイードが子供時代に出会った女性なんですが、グイードの住んでいた街の海岸に住んでいる娼婦です。

グイードは幼少時代に親からは禁止されていましたが、友達数人と小遣いを持って彼女のところへ行っていたのです。なんてませた野郎だと思いますが、彼女はそのお金を受け取って、グイードを挑発するんです。娼婦が!年端もいかない男の子を!

この出会いは彼にとって衝撃的な出来事で、以後彼の心のどこかにずっと焼き付いているイメージなのです。

ファーギーは全米セレブの中で最もセクシーなバストを持つと言われていますからね。
古臭い表現をするならば「豊満なボディを惜しげもなく披露」といったところでしょうか。
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ワイルドな感じも兼ね揃えています。普通にしてたら可愛いのにね。

あとはCMなんかで一番露出が多かったケイト・ハドソンですね。Vogueの記者です。
ホテルでのインタビューついでにグイードを部屋に誘います。

彼女はミュージカルシーンが抜群ですね。歌もいいです。「CINEMA ITALIANO」という曲ですが、多分どこかで聴いたことあると思います。スピーディーでエネルギッシュでスタイリッシュと横文字ばっかですが、情熱的で見ているだけでテンション上がります。

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なんかイキイキして見えますね。一つコメントを残すなら、「おしりがかわいい」。え?


女遊びにうつつを抜かすグイードを陰で支える気丈な妻役のマリオン・コティヤール素晴らしいです。

観終わった後にだれがタイプかを延々語ってしまいそうな映画です。

ということで最後に広告の動画を紹介して終わりにします。



なんかものすごい気合が入ってしまった・・・