こんにちわ。

秋の夜長を如何お過ごしですか?私はこのブログを書いたら出勤です。
なんか明日プレゼンで使うパワーポイントを作るんだって。(他人事)

家でやろうとしたら表紙作るのに15分かかったぜ。

anan読んでますか?定期的に取り上げてはいますが一向に周りからも集英社からもレスポンスがない!

来ないならこっちから行くわよ!

最新のananは「はじめての妊娠・出産」
なんてったってanan初の特集らしいですよ。

表紙は神田うのの妊婦姿。正直、神田うのという存在と妊婦ヌードというものに微塵の興味もなく、はっきり言って見たくないので表紙の掲載は割愛。

誰に需要があるのかね。まあ、やはり「どうせ脱ぐならanan」説は今も健在です。

「はじめての妊娠・出産」をananが取り上げるということにものすごい違和感を感じつつもページをめくって目次を見ると、「anan、てめえ!やりやがったな!」と思わず言いたくなります。

’11年は空前の妊娠&出産ブーム!?
いま、産みたい女性が増えている。

もう11月になろうという時期になにが11年は、だ。それもエクスクラメーションマークとクエスチョンマークを合わせて、断定することを避けている感じがして結局どうなんだ?10月まで統計とったら予想できるだろ。
それに「空前の」はベビーブームが過去にすごいのあったんだからあり得ないだろ。本当だったら将来の年金も安心ですね!!!

と1行目に対してツッコミをいれるなら3つ。皮肉を1つ。ま、要は適当で中身のない1文なのです。

そして問題の2行目。心に突き刺さる一言。いわゆるパンチライン。
いま、産みたい女性が増えている。

こんなこと、ゼミで発表したら、プロフェッサーに
「ホントに?それ、誰が言ったの?その人はどういう人?なんていう文献を参照したの?前後の文脈は?ちゃんと注釈を入れて出典を書かないとダメだろ」と尋問されるぞ

と思ってたら、しっかり裏付けのデータがありましたよ。集英社さんは抜け目ない。
「近年下がる一方だった出生率が上昇したり、身近なところではアンアン編集部の副編集長ふたりが同時に妊娠したり、他社さんのお話ですがBAILAのカバーモデル3人が皆妊娠したり…。明らかに「おめでた」の話題が多かったのが2011年。」

そんなもん知るかボケ!

「産みたい」という気持ちは女性特有のものなのでそこに関して議論はしませんが、これに近い文脈がかつてananで取り上げられていたことを皆さん覚えていらっしゃいますでしょうか。

2010年4月にこんなのがありました。
「4月になると男も女も恋がしたい!って気持ちが高まってくるみたい!
               〜中略〜
ヒトという生き物に発情期があるとしたらまさに今がそのタイミング!」
ブログの記事はこちら

一般に動物でいう発情期を「子孫を残すべきという本能」と結びつけることは可能だと思います。「子孫を残すべきという本能」はつまり「子供を産みたい」ということ、それがつまり「いま、産みたい女性が増えている。」。さらに、「ヒトという生き物」という人間を動物一般として捉えている前提があるので、さらにこの理論は強化されますね。

じゃあ、結局4月にも「産みたい女性が増えている」ってことですね。ふ〜ん、で、この度は10月もですか。半年周期?ヒトの発情期は年2回?猫は春になるとニャーニャーうるさいけどなあ。

で、この「いま、産みたい女性が増えている。」の男性バージョンを作ってみたの。
衝撃と戦慄が同時に駆け巡るパンチラインの出来上がり。

いま、産ませたい男性が増えている。

だいぶ、マズイよね。書いてて痛々しいもん。こんなの目次に載せたら大問題よ。

柔らかめに言うなら
いま、産んでもらいたい男性が増えている。

それでもねえ、って感じ。

いま、産んで欲しいと想っている男性が増えている。

回りくどい!


それはさておき結論を急ぎますと、ananはこれまで薄っぺらいブームの火付け役として日本女性を翻弄してきましたが、遂に妊娠・出産という真剣に取り組まねばならない命の問題に、触手を伸ばしたわけです。
それは侵されざる聖域に土足で上がりこむようなもの。それも表紙は神田うのの妊婦姿。やる気があるのかないのか。いや、ないよね。たまたま妊娠していたのが神田うの程度しかいなかったのか、神田うの事務所との密約があったのか、実は神田うのがスゴイポテンシャルを秘めているのかは知りませんが。

お前らはもっとどうでもいい話題を、さもスゴイことのように丁重に扱ってればいいんだよ!もともと丁重な問題を扱うんじゃあない!お前らが来るところじゃない!

最後はジョジョ6部ストーンオーシャンより登場のプッチ神父に〆てもらうもんね。
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編集部一同懺悔しに来い!プッチ神父が聞いてやるってさ!