9月のイタリア出張のついでにオスロで学会発表をしてきました。

フィウミチーノ空港からスカンジナビア航空に乗ること3時間。特急に乗ること1時間。

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オスロ中央駅につきました。

お宿についたら街をブラブラしながらご飯を食べるとこを探すのですが、これがなにもない。。。。

ないというのも変ですが、我々が初めて訪れた土地に期待しているような雰囲気のお店は皆無ですね。
ファストフード、チャイニーズ、ジャパニーズ、イタリアン。。。これが8割以上。

更に物価が高い。感覚的には2.5倍から3倍ぐらい。
肉うどんが160ノルウェークローネ(NOK)≒2000円とかふざけないでくれるかしら?
1NOK=14円ぐらいね。

きちんとしたレストランもあるにはあるのですが超高級。コースで1000NOK〜みたいな。
単品でも前菜で2000円しますけどオケー?みたいな。

貧乏人には辛い街です。

結局入ったのは日本趣味と中国趣味の入り交じる中華料理店。
私はチャーハンをプロフェッサーは肉焼きそば?を注文。それぞれ100NOK。イタリアなら15ユーロでおいしいピザが食べられるのになあと思いながら。
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味は極めてアベレージなお味。おてもとと書かれた割り箸が懐かしかったです。
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それにしても変なオリエント趣味ですが結構地元民には人気のようで皆さん器用にお箸で召し上がっておられました。

次の日は学会。
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こんな雰囲気でした。やはり言語の壁は厚く、そして高く私の前に立ちはだかるのです。発表時間は約20分。原稿の通りに読み進めますがもう途中で舌が回らなくなって大変。
あと、読むのに必死なだけでなにも考えていないから意外と頭の中は冷静で、必死こいてプレゼンする自分を冷静に分析する自分もいました。キモいね。

地獄のような質疑応答時間を終え学会は無事終了。晴れて自由の身になったので本格的に観光。
行くとこゆうたらここしかない!ってな具合にムンク美術館へ。
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ムンクさんかっこいいじゃないっすか。
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でかい絵。
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ムンク美術館近くの建物。壁面の仕上げがムンクっぽい?なあとパチリ。

ちなみに有名なムンクの叫びはムンク美術館ではなく、国立美術館に展示されておりますのでお間違いなく。
こちらは入場無料で夜遅くまでしております。そんなに大きくない美術館にムンクの部屋がございますのでそこでご覧になれます。
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ロダンもいます。モネとかルノワールもいます。

オスロの街はとても健全。旅行者には少し物足りないぐらい健全。危険な香りは全くしません。
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自然がとても身近にあってこんな風にオフィス街の横にも綺麗な川が流れています。
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バレーなんかしてみたり。東京にもこういう、自由な管理の遊べる所がほしい。
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夜になるとこんな雰囲気になります。とても健全。
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人も少ないしね。適度な多さ。
みんなどこでご飯食べたのかしら。

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私のご飯はインド料理となりました。もうノルウェー料理とか夢みたいなこと言わない。
でも高い。タンドリーチキンとカレーのセットで大体2500円。ビールの小瓶が700円。
4000円ぐらい支払いましたが周囲の物価に比べればまだマシかな。美味しかったし。

まあ多少高くてもいいけど、なんかね。感覚的に許せないと言うか。2.3日ならいいけど1週間は無理というか。

泣きながらオスロをあとにしました。

それにしても建築的な文化は殆ど無いのでそういう意味ではお勧めしません。
ただし、北欧ののんびりとした雰囲気や美術館を楽しみたいならいいかも。ただそれならアスプルンドのいるストックホルム、アアルトのいるヘルシンキに行ったほうがいいですね。

そういや、もう一回イタリア編するつもりだったんだ。そのうち!