前回の記事でオレたちのスーパースター、「ベア・グリルス」についてご紹介しました。
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彼の魅力は皆様に存分に味わって頂けたことと思います。

我々は彼から、万が一どんな環境に置かれても愛する家族の元、友人の元へ無事帰還するんだという精神力こそ重要であると学びました。

それと同時にベアさんは豊かな経験の中から我々に多くのことを教えてくれますが、果たしてそれだけで十分なのか?という気持ちも沸き起こります。もっとサバイバル知識をきちんと身に付けないとイザという時に対処できないんじゃないかと居ても立っても居られないそこのあなた!

その不安は正しい。

前回ちらっと紹介したこの本を思いだしてください。私の不安はこの本により多くは取り除かれました。
米陸軍サバイバル全書 [新版]
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今回はこの本のご紹介です。

どのような本であるかは本自身に語ってもらうこととしましょう。
本の見返しより
「サバイバル技術に関する知識をどれだけ学んだかで、イザという時の生存率に違いが出る!1987年に原型ができ、以来改訂されつづけてきたアメリカ陸軍サバイバル教本の最新版を全訳!陸海空のあらゆる状況を想定し、四季を通じて世界各地で通用するサバイバル技術を集大成した「アウトドア・ライフのバイブル」!」

ここでまず「生存率」という言葉にはっとさせられますね。全く日常で意識することのない言葉「生存率」。
緊張が走ります。
ananにも、CLASSYにも、小悪魔アゲハにも出てこない「生存率」。。。

試しに今月号のCLASSYで特集を組ませてみました。
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あら意外としっくり来るわ〜なんて思ったり。
(上の画像の異常なほどのクオリティの高さに既に創作意欲は満たされていますが続けます。)

続いて前書きにはこうあります。

「サバイバルを論ずる場合、「想定外」という言葉は禁句である。起きる確率は問題ではない。どのような状況であれ、絶対に生きる」と誓ったサバイバーなら、たとえ災害や事故の発生確率が1パーセントでも、すべての「もしも」に備えておかねばならないからだ。我々は未曾有のサバイバル状況を体験し、今なおサバイバル状況下にあることを、絶対に忘れてはならない。」

如何に我々のもつサバイバルに対する認識が甘いかを痛感させられますね。今無事であることが明日の無事の何の保証にもならないという事実!

筆者によるサバイバルというものはなにも大自然の中だけのものではなく、一度(ひとたび)自然災害が発生すれば、どんな環境にいようとそこは生存のために知識と経験を総動員するサバイバルの実践場に変わるのだと。

続いて筆者はあの東日本大震災の際に首都圏で発生した帰宅難民、あれこそまさにサバイバルであると言います。
会社から自宅までを如何にして辿り着くか。水や食料は確保できるか、装備品は大丈夫か。道は把握しているか?正しい情報は届いているか?
それらを全て勘案して最善の策を立てること、その判断力・行動力こそがサバイバルの源である。

そしてそういう「想定外」を「想定内」にし、日頃から訓練と準備をしておけと繰り返します。そんな革靴で歩けると思っているのか?会社には当然スニーカー出来れば登山靴を用意しておきたい。なんなら普段から登山靴で過ごすのが一番である。サバイバーなら自分の条件にあった靴を探すくらいの努力をしてほしい、と。

更に筆者はエスカレートし、女の子にも厳しい意見をストレートに言い放ちます。
「震災直後はさすがにハイヒールを履く女性が少なかったが、最近は再びハイヒールを履く若い女性が目に付くが、言語道断と言わざるを得ない。」

気に入ったのでもう一度。
「ハイヒールを履くなど、言語道断と言わざるを得ない。」

森ガールなどという言葉が流行り、ファッションをアウトドアに取り込んだりまたは逆にアウトドアをファッションに取り込んだりと、兎にも角にも「ファッション」というものを軸にして行動する世の女性たちですが、著者から言わせると

「言語道断と言わざるを得ない。」(←気に入りすぎ)

ついでにライムスター宇多丸に言わせると「お前ら、森なめ過ぎ」。

これでようやく前書き部分が終わりです。

次回、本編の紹介に入ります!

(この続きも全部書き上げましたが、近年稀に見る分量になったので分割します)