谷中霊園にはたくさんの猫がおりまして、

私のような猫カメラ好きには大変ありがたく、フラフラとお出かけしたりしております。

みんな人に慣れているので近づいてもあまり逃げないので撫でたりと撮ったりとモフモフ楽しんでおります。

彼らは普段どうやってご飯にありついているのかをなんとなく考えてもお墓に御参りに来た人がエサをやってるのかなあぐらいに思っていました。

私自身はドライな関係を心がけているのでエサをやったりはしないのですが。

ところが、目撃したのです。エサをやる集団を。

数名の人々が袋になにやらエサを入れて霊園中を歩きまわっては缶詰やキャットフードなんぞを猫に与え歩いているのです。

おそらく霊園の管理者の許可は得ていないでしょう。

それを見て私はあまり良くない印象を抱きました。あそこまで露骨に猫にエサを与えるのはちょっと問題あるんじゃないかと。

ところが、その一方で気付いてしまったのです。

彼らがあのようにエサを与えることで猫は人間に対する警戒心を解き、私にステキな写真を撮らせてくれているのだと。

私はあのエサやり集団の行為に甘えて、乗っかって楽しんでいたのだと気付かされたのです。

自分が偽善者のように思えてなりません。

もし猫の愛らしさとあのエサやり集団が無関係であればよいのですが。。。

イタリアの猫は国がきちんと管理をしているので、遠慮なくその愛らしさを享受してもよいのです。
「何びと足りとも猫を生まれ育った場所から動かすことは出来ない」とローマの条例は定めているように猫の権利を認めているのです。もちろん避妊手術や健康管理など猫と人間がともにハッピーになれる環境を作っています。

日本もそうなればいいのに。
うーむ。


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