82.風立ちぬ(2013)
風立ちぬ
いろいろと考えたけど、間違ってた。

私、駿のことなにも分かってなかった!

この映画そのものが宮崎駿自身であるならば、なにも言う事はありません。

ただ、もう一度見たいと思うのみです。

☆☆☆☆

83.モンスターズ・ユニバーシティ(2013)
モンスターズ・ユニバーシティ

初めに断っておきますが、私のこの映画に対する熱量は半端じゃありません。
鑑賞後何度も何度も考えを巡らせ、それが発展し、別の考えと結びつきとこの映画に対して思うことは増すばかりです。

今はマイクくんとスラムダンクの赤木キャプテン、そしてジョジョのアバッキオと結びつけて尚の事感動している次第です。

というわけでDVDで再見したあたりにまとめて書くとしてここにはアバッキオと関連の深い言葉を残しておきます。

「そうだな…わたしは“結果”だけを求めてはいない。“結果”だけを求めていると、人は近道をしたがるものだ…近道した時真実を見失うかもしれない。やる気も次第に失せていく。大切なのは『真実に向かおうとする意志』だと思っている。向かおうとする意志さえあれば、たとえ今回は犯人が逃げたとしても、いつかはたどり着くだろう?向かっているわけだからな…違うかい?」

☆☆☆☆☆

84.モンスターズ・インク(2001)
img_2

ユニバーシティでいたく感動したのと同時に、ユニバーシティ内でモンスターズ・インクに繋がるようなキャラや設定等が幾つか散りばめられていたので、数年ぶりに鑑賞してみました。

覚えていた内容よりもよかったです。
というかピクサーの作品はいずれも大人でも子供でもどちらでも楽しめすようにできているので、上のように大人だからこそ感動するテーマもある一方で、純粋にストーリーやキャラクターを楽しむことが出来るのです。

そういう意味では今回インクを見て大人の見方ができた気がします。

というのは多分ですけど、別のテーマとして「子育て」というのが入ってるんじゃないかと思ったからです。
ストーリー上でサリーは人間の女の子(2歳ぐらい?)と出会い、行動を共にするのですが、2歳児とのコミニュケーションというのは非常にあやふやなもんなんじゃないでしょうか。
私自身の経験としてはあまりないので推測ですが、意思の疎通が完全に取れている訳ではなくて、時には通じ合っている気がしたり、ある時にはまったく通じなくて何を考えているか(全く考えていない場合も)分からなかったり。
でもちょこっとしたきっかけで思いが通じていることが分かる。それを少しづつ積み重ねていく。些細な事がきっかけでその関係が一度壊れる。でも諦めずにコミニュケーションを取り続ける。そうすると朧気だったお互いの気持ちがはっきりとした輪郭を持ち始め、最後にはお互いに相手を必要としているんだと確信出来る。

この映画はそこで終わるんですね。
サリーとブー(女の子)が最後の最後に気持ちが通じ合う。やっぱりお互いを大切に思ってたんだねと。
そこで終わるんです。だから泣くのです。

子育て真っ最中の人が見たら号泣するんじゃないかと思って。また私にもそんなシーズンが訪れたら見てみようと思います。

☆☆☆☆

85.スラムドッグ・ミリオネア(2008)
スラムドック・ミリオネア

クイズ番組のミリオネアに出ることになった貧しい少年がなぜかクイズにどんどん答えていく。番組側や警察は不正の疑惑をかけ彼を問い詰めるがなにも出てこない。少年は人生を語り出し、その壮絶な人生経験の中になぜかクイズの答えがあったことが判明する。。。

インドに行く前にとりあえずインド映画を見とくかと思って、見てみたのです。アカデミー賞もいっぱい取ってるしどんなもんかと。

上に書いたようなあらすじなんだけど、結局、クイズの答えを知っていたのは偶然たまたまなのですよ。壮絶な人生経験とクイズの答えにこれといった因果関係はなく、どっちかっていうと愛する女性を求める話?

どうなのよ。どうなのよ。どうなのよ。
ということで☆2つ。

☆☆

86.マネーボール(2011)
マネーボール

セイバーメトリクスという野球の戦術理論を独自に研究したビリー・ビーンをモデルにした話です。
セイバーメトリクスというのは打率などではなく出塁率に評価の大きなウェイトを置いた戦術のことで、予算のない弱小チームのGMであったビリーが研究を重ね、他チームから評価されていない安い年俸の選手を集め強豪チームを作り上げました。
ビリー・ビーン役をブラッド・ピットが演じています。

この映画はほとんど野球のシーンはありません。
あるのはその理論によるチームの改革。あの選手はどうだとか交渉可能かとか。
そして既存の野球の価値観とのぶつかり合いですね。
チームにはベテランのスカウトがいて、彼らは経験と勘からいい選手を探り当てる。彼らに対してセイバーメトリクス理論をぶつけても反発を買うばかり。その場での討論やビリーの苦悩などは大変おもしろいです。

☆☆☆☆

87.300(2007)
300

スパルタ王国とペルシャの戦争をリアルに描いた作品。ペルシャに降伏を迫られたスパルタ王国の王、レオニドスはこれを拒否し、使者を殺害する。全軍にてペルシャを迎え撃つよう促すが、神託によるこれを拒否されたため300人の部下を連れ散歩に出掛け、散歩中に「たまたま」ペルシャ軍と衝突する。。。

熱き漢たちの血湧き肉躍る争いの話ですね。スパルタ王国の戦士は皆勇敢でまさに一騎当千といった感じなんですが、なんせ多勢に無勢。いかにスパルタ王国の戦士として誇りを持って死ぬか。

かなりリアルな描写なので苦手な人はご注意を。

☆☆☆

88.プリンセスと魔法のキス(2009)
プリンセスと魔法のキス

すごく面白いし好きな映画です。

でもなんとなく書くのが面倒になってきたので、割愛します。

フフフ。

あ、でも本当に面白いから。特にばあさんの歌は最高だし、あの虫くんの最期はもう涙モノです。

キーワードは「星に願いを」

☆☆☆☆

89.チェンナイエクスプレス(2013)
チェンナイエクスプレス

インド映画をインドで見るという行為を遂に達成しました!記念すべき映画なのです。


いいよね、このインド感。漂うインド。踊るアクター。香るスパイス。走るガキンチョ。鳴り出すテレフォン。

1000人は入ろうかという大劇場で見るインド映画はなににも代え難い経験でした。

映画の内容はというと、
お父さんの遺灰をチェンナイの海まで散骨しにいこうとする主人公が列車で偶然美女と出会う。美女は父親の刺客に追われており、連れ戻されると父親の決めた相手に結婚させられる。美女に惚れてしまった主人公は散骨のことは置いといて美女とともに父親のものとへと向かっていく。
って感じ。たぶんね。
なんせ9割ヒンディー語だしわからん。でも単純なコメディなのでなんとなく場面は理解できます。

☆☆☆☆

90.WALL-E(2008)(3回目)
見る度にWALL-Eくんが可愛くなってきてしょうがない。
その健気な姿、一所懸命な姿、友達に会いたくて会いたくて真っ直ぐなWALL-Eくん。泣ける。

WALL-Eくんは人類によって大量生産されたお掃除ロボット。ゴミを集めて押し固めて四角くして揃える。
それだけ。

でも人類は地球の環境があまりに悪化したため宇宙船で旅立ってしまってもう700年。
WALL-Eくんは他のロボットも故障し一人ぼっちになってしまっても荒廃した大都市の中でただひたすらゴミを集めては押し固める日々。
珍しいものを見つけてはコレクションをしているのだけど、その中にダンスをしている人々が映ったビデオがあり、その中で男女が手を繋いでいるのを見て、いつか誰かと手をつなぐことを夢見ている。

あぁ健気。
そんなWALL-Eくんのご尊顔はこちら!
WALL-E2


もう一枚!
WALL-E1


ついでにもういっちょ!
WALL-E3


はうー。可愛い。700年間孤独だったのよこの子。なのにこの表情。この明るさ。

この子が遂に別のロボットに出会うわけです。イヴァちゃんに。
WALL-Eくん、手を繋ぎたくてもうしょうがない。宇宙にでも付いて行くよ!イヴァが動かなくなったら雨の日も嵐の日も側にいるんだ!

あぁ〜〜〜

頑張れWALL-E!!!

☆☆☆☆

91.ジャンゴ 繋がれざるもの(2013)
ジャンゴ

クエンティン・タランティーノ監督。クリストフ・ヴァルツがアカデミー助演男優賞を取りましたね。

時代は南北戦争時でまだまだ黒人差別が当たり前のように蔓延していた頃。賞金首狩りをしているドクターキングシュルツ(ヴァルツ)はターゲットの元で奴隷として働いていたジャンゴ(ジェイミー・フォックス)と出会い、彼と共に賞金首を殺しに行く。そこでジャンゴの生き別れた奥さんの存在を知り、居場所を突き止めるが。。。

いい。すごく面白い。誰にでもおすすめできる一本ですね。

黒人差別というどうしようもない負の歴史に対してきちんと制裁を加えてくれる。シュルツの内に秘めたる冷静な正義感、そして差別をされていた側のジャンゴが持つ熱い正義感。

最後に出てくるディカプリオ扮する悪玉がどうしようもないクズで、それまで冷静で会話を用いて相手を制してきたシュルツがある瞬間にキレる。そのカタルシス。

そしてシュルツの魂を引き継ぐジャンゴ!

KKKらしい集団の超間抜けっぷりもすごく面白い。

☆☆☆☆

92.フライト(2013)
フライト

デンゼル・ワシントン主演です。デンゼル・ワシントンはどうしようもないクズをやらせると本当に最高なのですが、今作でも最高です。もう本当にどうしようもない主人公なのです。

主人公はパイロット。ある日のフライトにおいて整備不良かが原因で舵の操作が効かなくなり、飛行機は墜落へ向かって一直線であったが、飛行機をひっくり返して軟着陸を成功させるという神ワザを成し遂げて一躍英雄となる。
しかし、事故後の調査において彼の体内からアルコールと薬物反応が発見され、英雄は一転、犯罪者として事故の責任を取らされる立場に追いやられる。
実際に彼は飲酒もドラッグもやっっているのだけど、正直にそれを言えないことが彼を精神的に追い詰め、ますます酒に溺れて、彼の非を庇ってくれている弁護士などの信頼も失っていく。それでも最後の審議を前に彼は今までを反省し10日間酒を断ち、会場へと乗り込んでいく。


全然飛行機ものではないです。裁判ものでもない。ジャンルは難しいけど、過度なストレスで精神的に追い詰められている人がいかに現実と向き合い、非を認め、欲望に打ち勝っていくかというお話です。

冒頭にも書いたように主人公は本当にとんでもないやつで、はっきり言って救いようがない。まあ、酒と薬をやっていたのは事実なのだけど、もういい加減にしろってな具合が本当に最後の最後まで続くわけ。でも彼はそうやって現実と向き合えずに酒に逃げていくことにも実は苦しんでいて。
ラスト、どうしようもないクズが、振り絞った勇気で、一回だけ見せる善意と真実。それを見た時に涙なのです。

☆☆☆☆