Libero come un gatto

ゆるゆると生き長らえたい、イタリアの猫のように。

お出かけした話

インドに行って来ました。

一週間ほど初のインド旅行へ言って参りました。

ビザなし、ホテルなし、予定なしの3重苦で航空券とパスポートだけを握りしめて旅立ったのですが、万事なんとかなりました。
ぼられることも盗難も腹痛もなく終始楽しんできました。
WIFI環境とインターネットの力を頼りまくりですがそんな世の中ですわね。

色々と書きとどめておきたいことや備忘録、またこれからインドへ行く人へ役立つような情報を織り交ぜていずれ文字を連ねて行こうと思います。

とりあえず今日のところは明日から仕事という悪夢でうなされておりますので写真を数枚貼るだけに留めておきます。

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強烈な日差しのお陰で出来る影とカラフルな色遣いが印象的でした。路地の奥になにか素敵なものがあるような予感をたくさん感じました。実際入って行くと「HELLO!!」と飛び出てくる子供に追い掛け回されるのですが。

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バラナシはガンジス川の聖地として多くの巡礼者が訪れ沐浴をしています。8月は雨季のため川が増水しておりあまり派手にはやっていない模様でしたがそれでも彼らの姿勢には敬意を払わざるを得ません。それを商売の種にして観光客を騙そうとしてくる輩は腹立たしいですが。

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タージマハルです。いろんなメディアを通して多くの日本人が目にしているこの建築物ですが、あまり空間的に面白いとは思いませんでした。写真の印象と体感した印象があまり変わらないというか。エジプトでピラミッドを見る前はこの感覚を危惧していたのですが、ピラミッドはその圧倒的なスケール(現地にいて感じるスケールアウト感)で写真以上の感覚を与えてくれました。それでも見どころはありますし行って後悔するものでは決してありません。建築を見に行くというより観光地巡りぐらいのテンションがいいかと。

あと、この写真に写る男女をどなたかご存じないですか?現地では明らかに特別扱いされておりセレブ感がビンビンに出ておりました。双方とも見たことあるようなないような感じなのですが、誰か分からず。
もしご存知であれば教えて頂けると幸甚の至りです。

フィンランド旅行記

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雲は多いけど、空はとても青くどこまでも続いていて、

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彼らはその光を建築へと丁寧に、

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時には大胆に力強く、

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時には彼らが愛する木の空間へ導き、

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人工の光と優しく融合させる。

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食い入るように写真を見つめた憧れの空間、

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ヘルシンキの近代化を象徴する建築、

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もちろん巨匠の空間も堪能し、

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そして意外なところで豊かな空間に出会い、

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美味しいものにも巡り合い、
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愛すべきバカと出会ってきました。

いい旅だった。また行きたい。
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アラブの国から北欧へ

ただいましたのは先週です。

結局ロンドン行はなく、3日間ほどカイロ観光を楽しんでアブダビ経由で帰って来ました。

アブダビでも色々と行きたいところはあったのですが結構な量の荷物だったので断念して空港で待機。

今回乗ったのはカタール航空、 エジプト航空、エティハド航空でした。
エジプト航空以外はいいね。中々。サービスもエンターテイメントも充実してました。

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これはドーハのオフィス地区を湾の対岸から見たもの。雨後の筍の如くニョキニョキ。まあ色々と思うことはあるけど、決していいとは思わない。とはいえ、これ以外の解が出ることもないだろうなと。「文脈なき開発問題」と命名。詳しくはまた。

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こいつはホテルで早朝に撮影したカイロの街並み。これぐらいフィルターがかかったほうが綺麗。全てをさらけだす昼間の顔はそれほどよくはない。女子力維持につながる話。「カイロから女子力を考える問題」と命名。詳しくはまた・・・嘘です。

帰ってから1週間は仕事に打ち込み、明日の朝からはまた1週間ほど海外行ってきます。
行き先はフィンランドはヘルシンキでございます。学会発表ね。

まあ、フィンランドといえばアルヴァ・アアルトなわけで。リストアップするだけでこれでもかっていうぐらいアアルト作品が出てくるからどうしたもんかって感じ。

ヘルシンキ市内は言うに及ばず、マイレア邸やパイミオのサナトリウムまで視野に入れています。まだ日程は組んでいませんが。

あとは買い物ね。アラブ諸国での買い物の楽しくなさは異常、っていうと言いすぎですけど、プロダクトとしてのクオリティが軒並み低いので、「いいもの」を探すのに本当に骨が折れます。自分が高校生ぐらいなら悩まずに変なものをいっぱい買ったんでしょうけど。
2級お土産士のライセンス保持者(いつの間にか取得)としては非常に苦労しました。ちなみにお土産士の合格の可否を分けるボーダーは「日本で一般に流通している商品かどうかの見極め」です。

北欧雑貨なんていう言葉は非常に陳腐ですが、やはりクオリティの高さは認めざるを得ません。
お金をいっぱい持っていいてホクホクしてかえってきます。そのためにスーツケースも多めに。

っていうか物価高い。ホテル高い。1泊100ユーロしかなかったよー。今だからこそ1万円だけど、世が世なら1.7万の時だったあったんやからね。海外はシングルが異常に高いのう。かといってユースに泊まるわけにもいかないし。

ま、頑張ってきます。

というわけで仕事に戻ります。

0番絞りを振り返って

ちょっと思ったこと。

◆当たり前のように、ドタキャンはよくない。
それが偶然にもあなた1人なのか、偶然にも5人重なるのか分からないんだから。だれがそれを負担するのか。
それでも仕方がない場合もあるのは分かるけど、信頼と良心の問題だからね。甘えないように。


◆なぜ私は暇人扱いされるのか。
以下、考察結果。
・こういう事をそもそも書いているから。あとブログ長い。
・キャラクターの問題。
・なんかいっつもヘラヘラしてる。
・飲み会にはだいたいいる。
・海外にしょっちゅう遊びに業務と無関係な研究や調査に行ってる。
・仕事内容が分かりにくい。

深いね。

◆「お前は女を抱け」と言われても「名も知らぬ行きずりの女を抱くなんて器用なことは僕には出来ない」と勝手にハードルを上げて断念する。

◆遺書を書く時は誰にどの本をあげるかを考えると面白いかもとシュミレーションしながら帰宅。
スカルパ作品集は迷うな〜一緒に焼いてもらおうか。

皆様お元気そうで何よりでした。適度に頑張って下さい。
幹事さん、ご苦労様でした。

私は自らの知的好奇心と美味しいものを食べたい気持ちをエネルギーにして、見たい知りたいのルネッサンス気分爆発で、自分のフリーな時間と領域を増やすべく頑張ってまいります。

今夏エジプトへの旅。

今年の夏もエジプト調査に行く事が可能となりました。

例年と違って出張ではなく個人的なものとなるのですが、旅費を出していただけて本当に嬉しいです。
その分成果も求められますが。

お盆の時期に有給と合わせて12日ほど行ってまいります。
工程は結構複雑で、現地滞在は6日。結構短い。

東京→カイロ→ドーハ→カイロ→テヘネ(調査)→カイロ→ロンドン→カイロ→アブダビ→東京

書きだすとすごいな。

ちなみにドーハとアブダビの滞在は8時間ほど。街に出てみたい。。。

ドーハにはIMペイのイスラム博物館があるからなんとかならんもんかい。
こうゆう風に途中に空港から出るのってやったことないから、手続きとかどうすればいいかサッパリプー太郎なので教えてプリーズ誰か。

ロンドンはお届け物のために1泊の旅。
これが8月17−18なのですが、なんと18日はプレミアリーグの開幕日!

ロンドンに居るんだから見るしかないでしょアーセナル!
丁度アーセナルVSサンダーランドがあるのでまずはこれ決まり。エミレーツスタジアムでYeahhhhhhhh!!!ってやってる私をBSでぜひご覧ください。

1泊でロンドンって難しいね。
大英博物館、テートモダン、ロイズ・オブ・ロンドン、ウエストミンスター寺院、セントポール大聖堂・・・・
書き出せばきりがないけどフォスターとかリベスキンドとか。

オススメあれば教えてプリーズ。お土産と引き換えに貴重な情報を教えてくれまいか???

切手の博物館

先日、「切手の博物館」で開催中の「キノコの切手展」に行って来ました。

コチラ→http://www.yushu.or.jp/museum/kikaku/index.html

私が切手やキノコについて興味ありそうな雰囲気や詳しそうな話を聞いたことのある人はないと思います。

えぇ、まったく、興味ありません。

展示を見終わった今でも同意見です。

ただ、この展示自体は面白かったので自分の好奇心を満たすことが出来、満足しています。

なぜこのような展示に行ったかと申しますと、「なんか変な面白いものが見れそうなニオイがした」からです。

どこかしら美術館や博物館に行こうかなと色々と調べて、幾つか行きたいのがあったのですが、あんまり頭を使いたくなかったので、ゆるそうなやつを探してたら発見してしまったのです。

自分のこの「なんか変な面白いものが見れそうな気がする感覚」ってのは結構信用しています。

切手×キノコ

切手は時に異様な図柄が描いてあったりしますよね。
コレクションとして美術品として愛でられる一方で、ある側面ではクレイジーなところもある世界だなと前々から思っておりました。

そしてキノコ。
まあこれも言わずもがなクレイジーですよね。形といい色といい毒といい。
様々な物語でモチーフとして描かれていたり、神話などに登場することもありますね。人間は昔からキノコに不思議な力を感じていたんでしょう。

なんてったって展示のコンセプトは「 キノコ切手を愛でる!」
世界中のキノコ切手が一堂に会するんだから行くっきゃない!

「お前が博物館に行こうとした理由など知りたくもない」という意見は分かりますが、状況説明や思想背景を毎回のように入れてしまうのは私自身が物事のそういう「裏」のところを知るのが好きな性格故なのでお許し下さい。

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会場のポスターはこんな感じ。

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早速出ましたキノコ界のキングことベニテングダケ。
鮮やかな朱色に白い斑点が目印。種類によって大きさも形も様々で、更に毒キノコであることがその魅力を一層高めているとまことしやか囁かれるベニテングダケ。
大体1本で大人3人分の毒があるらしい。

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これは私のお気に入りキノコ切手。
オレたちのベニテングダケにモモンガらしき獣が飛びつこうとしています。野性味溢れる迫力のある構図にモモンガ似の獣のシュールなポージング。
更に言えば、切手として使われるのは点線に囲まれた範囲なので、手紙を送られた方は謎の見切れた尻尾を見るはめに。
やるね、ドミニカ共和国。

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更にベニテングダケ。
イギリスではキノコが輪のように並んで生えている場所を「fairy ring」とか「fairy circle」とか呼ばれ妖精が集まる場所と言われているそうです。このまま拡大してポストカードとかにしてもいいぐらいいい図柄よね。

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これなんてね、キノコが踊ってるから。「くるみ割り人形」の踊りをキノコが中国人に変身して踊っているらしいのですが、説明を読んでも図柄を見てもよく分からない。
というか1つ1つよく見ると「口には出さないがみんな想像するものは同じ」よね。オレのは何番目に似てる!イェー!みたいな。

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このダイナミックな構図。ミクロとマクロの対比。落ち着いたトーン。
そして先ほどと同じように手紙に貼るとキリンが消え、キノコだけが残るイタズラ心。左下のキノコの浮かばれなさ。哀愁漂うウガンダである。

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そして当然興味は日本のキノコ切手に。
残念ながら日本のキノコ切手シーンは全く盛り上がっておらず、第9回国際食用きのこ会議記念で作られたシイタケの20円切手のみ。
これを貼り付けてシイタケ臭い手紙を送りたい!

こんな感じの「キノコ切手を愛でる!」というコンセプトをまさに体現した企画。

堪能しました。非常に満足。
この満足感はどこから来るかといいますとこの一言に尽きます。
「ここでしか見れないものを見た!」

目白に御座いますので、お近くに寄った際に暇つぶしにどうぞ。

おみやげで珍しい切手もたくさん売ってますのでここぞという時の切手選びには本当にいいなあと思いました。ちょっとお楽しみで「切手も手紙の内容の内だ!」ぐらいで貼ってみるのもいいかもしれません。

イタリアの話 その2

ノルウェーから帰ってきた日は半日ほどローマで時間があったので、テルミニ駅から1時間ほどローマ市内をうろつき、いくつか教会を見た後、現代建築でも見に行こうかと思いました。

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広角レンズを駆使してなんとかそこそこの写真が取れました。ファサードを上手く撮るのが難しい建築。残念ながら中には入れず。
ローマに来たら一度は見ないといけませんな。

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パンテオン。
スティーブン・ホールが昔近くに住んでいて、事務所に行く途中パンテオンに通い、クーポラから差し込む光を毎日毎日見ていたそうですが、それはとても羨ましいことですね。季節、時刻、天気によって刻々と表情を変えるパンテオンを見た体験は彼の作る建築にも活かされていることでしょう。

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現代建築はリチャード・マイヤーの教会にしました。ザハも見てみたかったですが、どっちかと言えば断然こちらなのです。お世辞にも周辺環境がいいとは言えない所に堂々と建っています。目を引く3つの円弧を描く壁体は、同じ半径を持つ球から切り出され、三位一体を表し、帆のようなデザインは新世紀に向かって進んでいく教会の推進力を表現しています。
目の前のベンチは若者のスケボー練習台と化しておりました。。
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この時は夕方近く+逆行なので上手く表現できていませんが、青い空の下には本当に白い建築は合いますね。日本でこれは無理ですよ。

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内部空間。小さな教会なので構成は明快ですが、まばゆいぐらいに光が溢れています。細かい光の取り入れも丁寧ですね。

非常に満足。ちなみにテルミニ駅からトラムで40分、そこからバスで15分ぐらいです。


そしてご飯の話ですが、27年生きてきて美味しいものベスト3には入るであろうものに出会ったしまったのです。
プロフェッサーと宿泊していたホテルから徒歩10分ぐらいの小さな港町。観光客など来ることもない運河沿いのレストランに入ったのは本当にたまたま。
空港まで自転車で荷物を取りに行った途中にみかけて、せっかくだから行ってみようぐらいの気持ち。
何軒か雰囲気とメニューを見ながらウロウロ。私もプロフェッサーも食べ物選びは真剣なので、あれこれ言いながら歩き回っていました。
そこで雰囲気良さそうで「地元のお客さん(非常に重要)」が大勢来ているリストランテを発見。値段も手頃。

パスタを頼もうとすると、ニョッキがオススメだという。そこまで勧めるならとニョッキをオーダー。
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出てきました。
Gnocchi di patate con vongole veraci, crema al tartufo e radicchio
この時は「美味しそう」ぐらいの感想。
一口食べる、「え?なにこれ」食べる前のイメージと味覚とのギャップに脳が付いて行かない。
噛む。ニョッキからこれでもかっていうぐらい旨みが溢れる。
そして周りのソース。後で調べたところトリュフソース。こんなに美味しいのかトリュフソースってのは。
アサリから出た濃厚な貝特有の少し潮を感じる風味。

あぁ、もう美味しすぎる。。。。

私は美味しすぎるものを食べるとどうしようもなくニヤニヤする癖があり、それを「本当に美味しいもの」のバロメーターにしているのですが今回も出ました。食べてる間ずっとニヤニヤ。気持ち悪い。

プロフェッサーは違うものを頼んでいたのですが、かなり私のニョッキを召し上がっておりました。
曰く、「なんだこれ、めちゃくちゃ美味しいじゃないか!」
プロフェッサーの頼まれたパスタも十分美味しくて満足度は高いのですが、ニョッキが秀逸すぎました。

気に入りすぎて、後日後輩たちを引き連れてもう一度食べに行きました。
やっぱり美味しいのね。

もう美味しいとわかっているものに対して期待値を上げまくってもやっぱり同じ美味しいと感じられる旨さの極み。

イタリア料理の凄みを舌で感じました。こんな人のいない田舎町がこんなにハイレベルとは。。。
通常、近寄ることの絶対にない場所ですが、空港からタクシーで25分なので食べに行く価値は十二分にあると思います。

食べ物の話になると建築以上に饒舌になりますね。

それでは。


ノルウェーの話

9月のイタリア出張のついでにオスロで学会発表をしてきました。

フィウミチーノ空港からスカンジナビア航空に乗ること3時間。特急に乗ること1時間。

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オスロ中央駅につきました。

お宿についたら街をブラブラしながらご飯を食べるとこを探すのですが、これがなにもない。。。。

ないというのも変ですが、我々が初めて訪れた土地に期待しているような雰囲気のお店は皆無ですね。
ファストフード、チャイニーズ、ジャパニーズ、イタリアン。。。これが8割以上。

更に物価が高い。感覚的には2.5倍から3倍ぐらい。
肉うどんが160ノルウェークローネ(NOK)≒2000円とかふざけないでくれるかしら?
1NOK=14円ぐらいね。

きちんとしたレストランもあるにはあるのですが超高級。コースで1000NOK〜みたいな。
単品でも前菜で2000円しますけどオケー?みたいな。

貧乏人には辛い街です。

結局入ったのは日本趣味と中国趣味の入り交じる中華料理店。
私はチャーハンをプロフェッサーは肉焼きそば?を注文。それぞれ100NOK。イタリアなら15ユーロでおいしいピザが食べられるのになあと思いながら。
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味は極めてアベレージなお味。おてもとと書かれた割り箸が懐かしかったです。
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それにしても変なオリエント趣味ですが結構地元民には人気のようで皆さん器用にお箸で召し上がっておられました。

次の日は学会。
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こんな雰囲気でした。やはり言語の壁は厚く、そして高く私の前に立ちはだかるのです。発表時間は約20分。原稿の通りに読み進めますがもう途中で舌が回らなくなって大変。
あと、読むのに必死なだけでなにも考えていないから意外と頭の中は冷静で、必死こいてプレゼンする自分を冷静に分析する自分もいました。キモいね。

地獄のような質疑応答時間を終え学会は無事終了。晴れて自由の身になったので本格的に観光。
行くとこゆうたらここしかない!ってな具合にムンク美術館へ。
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ムンクさんかっこいいじゃないっすか。
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でかい絵。
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ムンク美術館近くの建物。壁面の仕上げがムンクっぽい?なあとパチリ。

ちなみに有名なムンクの叫びはムンク美術館ではなく、国立美術館に展示されておりますのでお間違いなく。
こちらは入場無料で夜遅くまでしております。そんなに大きくない美術館にムンクの部屋がございますのでそこでご覧になれます。
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ロダンもいます。モネとかルノワールもいます。

オスロの街はとても健全。旅行者には少し物足りないぐらい健全。危険な香りは全くしません。
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自然がとても身近にあってこんな風にオフィス街の横にも綺麗な川が流れています。
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バレーなんかしてみたり。東京にもこういう、自由な管理の遊べる所がほしい。
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夜になるとこんな雰囲気になります。とても健全。
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人も少ないしね。適度な多さ。
みんなどこでご飯食べたのかしら。

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私のご飯はインド料理となりました。もうノルウェー料理とか夢みたいなこと言わない。
でも高い。タンドリーチキンとカレーのセットで大体2500円。ビールの小瓶が700円。
4000円ぐらい支払いましたが周囲の物価に比べればまだマシかな。美味しかったし。

まあ多少高くてもいいけど、なんかね。感覚的に許せないと言うか。2.3日ならいいけど1週間は無理というか。

泣きながらオスロをあとにしました。

それにしても建築的な文化は殆ど無いのでそういう意味ではお勧めしません。
ただし、北欧ののんびりとした雰囲気や美術館を楽しみたいならいいかも。ただそれならアスプルンドのいるストックホルム、アアルトのいるヘルシンキに行ったほうがいいですね。

そういや、もう一回イタリア編するつもりだったんだ。そのうち!

イタリアの猫の話

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私は猫。オスティアは犬中心世界だが、裏でこの世界を牛耳るのは我々猫。

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今日も上空よりパトロールを実施中。周囲に目を光らせております。

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私の職場はこんな感じ。快適とは言えないが、崇高な職務のため贅沢は言ってられないのである。

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ここの通過には私の許可が必要である。犬どもの監視は特に重要。

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職務質問も時には敢行。
「君、ちょっと時間いい?何してるの?これからどこ行くの?舌を出してハァハァしてるけど、大丈夫?」

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彼らは我々の同胞。あまり観光客の来ない事務所棟にアジトがある。オフの時はこのように一見のんびりとしているが、目は死んでいない。それは人の目を欺く我々の狡猾な手段であることは聡明な読者諸君であればお気づきであろう。

イタリアの話し その1

ご無沙汰。

ひと月遅れの調査報告。というかあまり意味のない写真の羅列。

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行きはスイスエアラインズだったので、チューリッヒでしばしのご休息。
結構空港はかっこ良かった。自然光をたっぷり取り込んだところに免税店やレストランが並んでおりました。スイスの余裕を感じたね。

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相も変わらずのオスティア。空が綺麗で、日差しが強い。研究のことで頭が痛い。

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調査は数々のトラブルがありつつも最終的には順調に終わった。どんどんデータが溜まっていく。色んな事が分かるようになるんだけど、データ処理がますます大変。長期休暇で専念したいわ。

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私の通勤?手段。プロフェッサー持参の自転車。毎日ホテルから40分かけて通っていました。自動車専用道路しか道がないので毎日がサバイバル状態。

そうそうハリネズミの死体を3回ほど見ました。ぺったんこね。野生のがいるのかな?次回は捕獲作戦を展開しようから。

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定番の犬。ずっといる犬。可愛くもないし愛想もよくもないが、印象には残る。長生きして欲しい。

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唐突ですが、古代ローマのトイレ。仕切りはありません。隣の人と会話しながらしたんでしょうか?テルマエロマエでも登場しましたね。
ちなみにもちろん水洗トイレです。

次回はオスティアの猫観察記録またはオスロ編です。それではみなさんごきげんよう。
プロフィール

ケニー

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