Libero come un gatto

ゆるゆると生き長らえたい、イタリアの猫のように。

お出かけした話

トルコ人は神経質なのか

ミュンヘンのホテルを探していたときに見つけたあるホテルのクチコミ。

トルコ人のカップルだそうです。


・良かったところ
reception staff are polite
<訳>
フロントのスタッフが丁寧だった。


・悪かったところ
Construction site just next: Noise from 7am-8pm. Awful pillows: very big square cushions (3x3feet) & 1 feet thick! Not able to fall asleep. Asked the reception for exchange but no other pillows in the whole hotel. We then slept on our clothes as pillows. The double bed was only 4.5ft wide. No pan, pot, kettle, cooking knife & scissors. Turning plate inside the microwave was missing. After asking the reception, we finally got one small pot. No spare sockets were conveniently located near the desk. We had to unplug the TV & setop box. Insufficient lighting. Difficult to read in the room. Flatsheet & quilt broken with holes. No shelf in the shower to put anything. We had to put shampoo & etc on floor.
<訳>
工事現場のすぐ横にあるので7時か8時までうるさかった。
枕が最悪。90×90cmの正方形で、厚みが30cmもあったのでまったく寝るのには使えなかった!フロントに聞いてもホテル中に他の枕はないと言うし、仕方がないので自分たちの服を重ねて枕代わりにました。
ダブルベッドのくせに幅が130センチしかない!
キッチンにフライパンもケトルもナイフもはさみもない。電子レンジの中の皿もないし。フロントに聞いてなんとか小さいポットをもらいました。
デスクの周りに余分なコンセントがないのが不便だったので、テレビと衛星テレビのチューナーをはずさなくてはならなかった。
部屋が暗い!暗すぎて本が読めなかった。
マットとシーツに穴が空いていた!
シャワールームに棚がなかったのでシャンプーなどを床に置かざるを得なかった!



キレすぎ・・・・。怒りがヒシヒシと伝わってくるけど、そこまで共感できないという。。。。
一泊60ユーロのホテルに多くを求めるんじゃない。枕がそんなに大事なら調べるか持ち歩くかしろって話ですね。
きっとミュンヘンにいい思い出がなかったかカップルでケンカしたんだな。
実際、海外のホテルのクオリティはかなり運不運があるとは思いますが。

エジプト株暴落→エジプトポンド安→オレ涙

昨年エジプト調査に参加した際に、なにを血迷ったか9万円も両替してしまいました。

一昨年は観光予定があったので(と言っても2日)、そこそこお金を使ったイメージがあったんでしょう。

気づけば、財布に入っていた福沢諭吉さんをガシッと掴んでお兄ちゃんに渡していました。

確か当時のレートは1エジプシャンポンド=16円ぐらい。9万円なので5600エジプシャンポンドぐらいを手にしてしまったのです。


コーラ1本=1エジプシャンポンド=16円の世界です。


事情があってホテルに泊まることになったとはいえ、1泊500円=30ポンドもしなかったと思います。


ご飯は自炊。観光する時間もない。使うのは夜にブラブラとミニヤの町を散歩してフルーツやお菓子なんかを買うぐらい。
驚くほどお金が減らないんですよね〜。


もう、最後に空港で使うっきゃない!と思ってたら、買い物の時間なし。。。。

更に悪いことに、日本円への両替をする時間もありませんでした。。。。


更に!日本に帰国後知ったのですが、日本国内でのエジプシャンポンド→日本円への両替は不可とのこと。


うぉぉい!


結局エジプトに10日ほど滞在して使ったお金が1000ポンドぐらいなので、今手元に4500ポンドぐらいあります。

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オレ超金持ち。テヘネ村ならきっと1年暮らせるはず。


もうこうなったら、エジプシャンポンドのレート高騰に期待しよう!と図らずも、世にも珍しいエジプシャンポンドでのFXが幕を開けたのでした。それも現地での両替を前提とした謎のアナログFX!


油田か天然ガスが新たに発見されることを望んでいたのですが、まあ、皆さんご存知のようにデモの件でエジプト株は10%も暴落中です。

「ロイター通信によると、27日のエジプトの株式指数は反政府デモ拡大を受けて、一日で10・5%の暴落となった。下げ幅ではリーマン・ショック後の金融危機で16・5%下落した2008年10月に次ぐ過去2番目。

この日は取引開始から15分間で6・25%急落し取引が一時ストップした。前日26日も6・1%下落している。

一方、外国為替市場でのエジプト・ポンドの相場も急落し、対ドルで6年ぶりの安値となっており、反政府デモの影響が長期化すれば、堅調だったエジプト経済に深刻な打撃を与える可能性がある。」


2011/01/28 06:42 【共同通信】

ちょ、ちょ!

エジプシャンポンドと米ドルとのレートはというと、名称未設定 1
ちょ、ちょ!

暴落しすぎ。

日本円とのレートはまだそれほど激しく出てないみたいですが、週明けには動くかもしれませんね。

とはいえ、なんか気づけば去年の夏頃から下がり続けて今は1エジプシャンポンド=14円ぐらいになってるみたい。
おいおい。冗談はあの暑さだけにしておいておくれ。

2円下がったってことは手元の4500ポンドは9000円ほど価値が下がったってことですね。うん、涙目。

今年のエジプト調査でも使い切れないだろうしなあ。

やっぱり油田だ油田!今年は遺跡発掘のついでに油田を発掘してきます!

谷中×猫 ver.2.0

私の「谷中猫フォルダ」の勢いはまだまだ衰えるところを知らない・・・

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「来るがいい・・・お前に猫の恐ろしさを教えてやる。ゴゴゴ」


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「このフニフニした手でお前をネコネコにしてやろうか!」


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「この丸っとした背中に漂う貫禄。オレの屍を超えていってもいいんだぜ?」


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「この猫式正座でお前からおやつを奪いとってやろうか!」


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「このモフモフ×2で骨抜きにしてやろうか!」


驚くほど骨抜きにされてきました。
最後の一枚は余りに猫が熟睡しているので落ち葉で埋めてやろうとしてた途中です。

谷中×猫

久々のゆっくりとしたお休みだったのでカメラ片手にチャリンコで猫の聖地へ行ってきました。

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「ようこそ、猫の聖地、谷中霊園へ・・・」

落ち葉の絨毯の上でスヤスヤと眠る猫×2を発見。
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「あぁ〜最高っやわぁ。」

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「は!敵襲か!」

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「なんや、おっちゃんの気のせいかいな」

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「あかん、睡魔の敵襲や〜」

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「あぁ〜最高っやわぁ。」


こういう言い方はあまり好きではないが・・・
谷中の猫は癒される!!!

エジプト「生活編」

忘れた頃のエジプト写真です。

遺跡周辺あっちこちで調査していると少年on the ロバと出会いました。

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は〜いナイススマイル。でも逆光・・・
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ロバと背中と遺跡のベストマッチング。なんか偉大さを感じるよ〜。
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その帰り道。DSC_7629
おじさんの笑顔と羊?ヤギ?の哀れな姿が対照的です。
羊orヤギ「おい!日本人。オレは見せもんじゃねえぜ」


まあ俺は関係ないけどね。という彼も後日訪れた「牛を食う日」を生き抜いたかどうかは定かではない・・・
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「グッドラックじゃけえの!」


私が数日滞在していた近郊の都市ミニヤ。ホテルのバルコニーより。
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エジプトはイスラムの国なので基本的にお酒は売っていません。一部コプト教徒のお店では買えますけど。
これはミニヤで見つけたBECKのノンアルコールビール。意外と美味しくてびっくりした。イスラムの人もビールは飲みたいのかな。
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いきなり帰りの飛行機ですが、なんとビジネスクラス。エジプト航空でもさすがにビジネスクラスにはシートモニターが付いていました。超ゆったりで超快適。ウェルカムドリンクとか出るんですね。知りませんでした。
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お食事時にはナプキンがテーブルに敷かれ、ナイフとフォークが並びます。そして食後にはケーキとコーヒー。あぁ優雅なり。
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来年ももちろんエジプト航空のビジネスクラス狙いで頑張ります。

before after

before

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豚バラブロック500g


after

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紅茶豚


40分でグロテスクなまでの生肉は食欲をそそる紅茶豚へと変化するのであった。

ご近所散策の成果物

お家周辺の写真を数枚。

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まずは家のベランダから。
高いビルが近くにないので遠くまで見渡せるのがお気に入り。今は花火が見えるのかどうかが一番の懸案事項。

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そして夕暮れの隅田川。なかなかよく撮れました。


そして近所の尾久の原公園で出会いがありました。
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そんな不安定なところで寝なくても・・・

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だって眠いんですもん

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とはいえ、ベスポジが・・・

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見つからない!!

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この体勢がベスト。間違いない。

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でも左前足が・・・


ずっと試行錯誤している猫でした。かわいいじゃないか。

エジプト「調査編」

今回のエジプト調査の目的はテヘン村周辺に点在する古代エジプト〜古代ローマ時代の遺跡の3次元データを取得することでした。

約1週間の調査で約350回の計測を行ない、ほぼ全域の調査を無事終えることができました。

一般に遺跡調査というと野帳とコンベとトランジットを使ったものが多いのですが、私自身も私のプロフェッサーも3Dレーザスキャナという技術に可能性を感じています。


それは様々な考察に際して立体的な思考がどうしても必要な場面というのが存在し、野帳+コンベという2次元の世界では到底計り得ない情報があるからです。

スピードと正確性(一つのデータの中での絶対的な位置関係)は特に圧倒的。

自然の岩盤から石を切り出すという立体的な作業を復元するにあたって、その作業場全体を3次元データとして記録することが有効な手段であることは間違いないですし、通常測るのに最も苦労する断面図もデータさえあれば任意の位置で作成できます。


とはいえ、これまでの調査方法が対象の観察を含めて重要であることも疑いようのない事実です。

要は所詮ツールであるレーザスキャナもコンベもトランジットも人がそれをうまく使いこなせるかどうかという点が重要で、レーザスキャナも何も考えずに計測ができるものではないです。目的を持って調査をすることが重要ということです。

今回の計測結果で何が分かるのか、論文を書かなきゃなりませんのでじっくりと考えます。


難しい話はここまでにして写真を。
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機械を操る私です。
NORTH FACEのジャケットに麦わら帽子はもはや定番。当然ズボンはユニクロです。
肩甲骨のラインがマニアにはたまらないとか。

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神々しいまでに輝く今回の主役。仕様では動作環境は40度までなんだけど、今回は40度を超える環境でも問題なく作動。タフだぜ。去年もこのタフさが欲しかった・・・。

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調査現場です。手前に見えるのが石切りの跡。規格化された石が整然と並んでいますね。
はっきり言って不毛の大地です。最終日に蛇を見たけど奴らは何を食べているのだろうか。

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夕日は本当に綺麗です。調査は毎朝夜明けを見ながら始まり、夕日が沈むのを見ながら帰ります。贅沢な時間ですよね。ナイルに反射する光が綺麗です。

エジプト「ただいま編」

今年は無事帰ってきましたよ。

自身も機材もトラブルなく調査もほぼ順調に終了。8日間ほどで対象遺跡全体の3次元データを取得することが出来ました。

調査自体はきつかったですが、向こうでの生活は非常に楽しく、睡眠不足で鼻血アンド高熱になるまでは元気でした。

まあ風邪も一晩で気合で直したので現場を休むことなくでれたのは良かったです。


去年は事情が事情だけに生活も調査も楽しもうとしても中々波に乗れず、「オレはなんのためにここに!」と自問自答を繰り返していましたので。


今年は本当にもっといたい〜って思いました。1ヶ月ぐらいはいてもいいかも。

仕事辞める覚悟がいりますね。


ここまでを「ただいま」のご挨拶ということにしておきます。
そして写真をアップしておきます。

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発掘現場です。今年も色々出土したそうで、龜に入ったままの子供のミイラが一番の大物でした。下手に出そうとするとミイラが壊れるのでもうそのままにするしかないとか。非破壊検査でもできたらねえ。

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風邪でフラフラながらも現場に出たが、荷物移動と計測の指示だけ出してあとは寝ているの図。
頼れる後輩たちでよかった。


エジプト話はぼちぼち書いていきます。

ヒエログリフ

去年エジプトのサッカラの階段ピラミッドを見に行ったとき、怪しいエジプト人2人組に連れられてヒエログリフを見て回った。

奴らは最後にはお決まりのガイド料をせびってきたのでいくらかくれてやった記憶がある。

あれは猛然と金を要求してくるから嫌な気分になりますね。

いいもの見れたからそれなりに満足してたのに残念。もう少し紳士的に金を要求して欲しいものだわ。

その時に撮ったヒエログリフです。
ヒエログリフは古代エジプトで使われていた文字の一つです。私にはさっぱりわかりませんが、こんなの読める人がいたらきっと惚れてしまいますよね。

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石室の中の壁一面に掘られたヒエログリフ。

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牛?ダチョウ?インパラ?などが確認できますね。

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エライ人が机に向かってなにかしているようです。

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いろんな文字がいっぱい。こんなの読めたら楽しいだろうな。

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着色されたものもあります。

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結構文字や絵によって大きさに差があって全体的なバランスも取っているようです。

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ヒエログリフではなく、村の子供達。
一年経ったら大きくなっているだろうか?私の名前は覚えているだろうか?

下の名前がオサムなもんで、イスラム教でメジャーな名前「オサマ」に近いんです。
「オサムです」と言うと
「え?オサマ?てめえ日本人のくせにオサマとか言ってんじゃねえよ。冗談キツイぜ」と信じてもらえませんでした。

「Trust me!」とか言ってやろうか。
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ケニー

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