Libero come un gatto

ゆるゆると生き長らえたい、イタリアの猫のように。

2008年04月

道が3方向に分かれているところのことは三叉路と言います。
t

それが直角だとT字路。

直角でなければY字路。


ですよね?


でも正確には違うらしいです。



直角に交わる三叉路はT(ティ)字路ではなく丁(テイ)字路とゆうらしいです。

道交法でも「テイ」が使われているんですって。


驚いたね。

名著の響き

先日、東京に遊びに行き、所用で神保町に出掛けました。

帰りに古本屋街をウロチョロしていると、建築系の本を多く取り扱う本屋さんを発見。

値段はそこまで安くはなっていないが、マニア垂涎の古い本も多くあり、興奮冷めやらぬといった心境でありました。

ずっと探していた本に出会えるかもー。


本のタイトルは「建築は兵士ではない」
著者は鈴木博之


とあるサイトで、確かに名著であると、一度読むべきであると、なかなかお目にかかれないので見つけたらとりあえず買うようにと、めちゃめちゃ薦めてあったので気になってました。


ネットで探してもなかったので諦めていたのですが。

あったんですねーこれが。さすが神保町といったところか。
その秘めたる潜在能力あなどれぬ。


どんな本かというと、

近代社会が出来上がる中で他の分野と同じように、建築も「システム」を受け入れ、より普遍的、より一般的、より国際的な建築を作り上げていった。

それはまさに、軍隊のシステムと酷似している。

ある軍隊において兵士は無個性なシステムの部品の一つにすぎない。
兵士が死ねば補充する。部品が壊れれば交換する。それでも軍隊としてのシステムは揺るがない。

建築でもこれが行われているというのである。世界を覆うインターナショナルスタイルという近代システムの中で建物一つ一つは部品にすぎない。

壊れれば取り換えるのみである。
そうではなくて、既にある建築がそこにある意味をもっと考えよう、そこにある建築が我々に与える意味を考え直そう。

こういう本です。


最近の鈴木さんの本はあまり面白くないですが、これは30年近く前、助教授時代に書かれたもので、ある意味まだ色々と噛みついているころ。
非常に刺激的です。

これが表紙と裏表紙。
建築の本とは到底思えない異様さ。
見れば見るほど気持ち悪いんだこれが。

heisiheishi2

新年度

研究室に入って新年度を迎えるのも、もう4回目。

今回は新参者が多いです。6人です。

4年生が4人、M1が4人、M2が4人と研究室始まって以来の大所帯となりました。

また、いいタイミングで研究や調査の仕事も舞い込み、活動的な1年になりそうです。


が、なぜか仕事の多くは私に圧し掛かってきます。

教授は共同研究という形でちゃんと金ももらってるくせに、

「まあこの銀山はほとんど、鯵丘くんに丸投げだけどね。ハハハ。」

「この石垣の調査は当然、鯵丘くんだな。飛んでくれ。」

「じゃあその橋の調査はキミが密に連絡を取っておいて。私も行きたいから。」


しっかりしろよ、と言いたい。

行きたいなら、教授なら、連絡ぐらい取りなさい、と言いたい。

当然とかやめろ、と言いたい。

ハハハって笑い飛ばさないで、と言いたい。

ゼミ中にこんなこと言わないで下さい。


今年も不満タラタラで過ごしそうです。

こんな私ですが、修論は展開が面白くなってきたので頑張りたいと思います。
就職云々は未確定ですが、きっと良い知らせが来るはず。

とりあえず今は野崎島を望みに久住合宿に向けて英語の翻訳に勤しみます。
プロフィール

ケニー

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