Libero come un gatto

ゆるゆると生き長らえたい、イタリアの猫のように。

2009年05月

「天使と悪魔」を見たので・・・

近所の映画館で観てきました。

「天使と悪魔」

もちろん一人で。キャラメルポップコーンを頬張りながら。
自転車5分で映画館に行けるのはいいですねー。レイトショーでも問題なし。

これからツラツラと感想などを書いていきたいですが、率直な感想を言わせてもらうと、
・本で予習していないと理解できない、と思う(設定いじられてるけど)
 ・登場する建築や彫刻、美術品、バチカンなどに興味がないと楽しめない
 ・制限時間のある緊迫したアクションなので見ていて飽きない
 ・舞台がローマとあって、画が綺麗
こんな感じです。

この先は思ったことを全て書き殴るつもりなので、本をまだ読んでいない人、映画をこれから観るつもりの人は見ないほうがいいかも。
内容知らなかったら全然分からない話になるでしょうー
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君はananを読まないタイプの人間かい?

上戸彩とオグシオが出てるオロナミンCのCMなんですが、

もう解散したコンビを未だに起用する点はいいとしても、

上戸彩の胸が不自然にでかいのは如何なものか。


不釣合いだぞ。
お前に、巨乳は、似合わない。

以前、身長148センチなのにバスト90センチ!みたいなアイドルを見た事がありますが、不釣合いを武器とした戦略ですね。

「〜なのに〜!」っていうのは諸刃の剣で、いい場合と悪い場合がありますが、その話はまた今度にするとします。


ところで、今週のananですが、図らずも表紙は上戸彩です。

特集は「日本女子のたしなみ」です。

まあよくもよくも毎週女性が好きそうな特集するなあと思いますが、

一言言わせてもらえば、

料理とか食材の難しい漢字が読めるとか、お茶の作法を知っているとか、食事の作法を知っているとかもいいけれど、

きちんとしたお箸の持ち方が出来るとか、一人でご飯食べるときも「いただきます」を言う女性のほうが魅力的にみえるのは私だけだろうか。

そんな小手先の知識とか受け売りの作法のようなものよりも、その人が培ってきたものとか、普段から何気なくしてることの方が大事ですよね。

もちろん勉強することは否定しませんが。何気なくやりましょう。


今、「夜光の階段」見てますが、木村佳乃の色っぽさはいいですね。

あと今週の週刊大衆ですが、「山登りのお嬢さん、アソコ見せて!」ってもはや意味不明の領域、ある意味これもシュールなのか。

エロさを通り超えて笑いの境地に達するというよい例ですね。

日曜日の午前中という素晴らしい時間をブログに費やした代償は思ったより大きい

何かを集めるというのは楽しいことです。

徐々に増えていくそれらを見ていると、ホッホッホッとした気分になります。

靴が好きな人、服が好きな人、CDが好きな人、フィギュアが好きな人、本・漫画が好きな人とまあ様々ですが、意外に私は漫画集めるの好きです。

全然持ってないくせに何を言うか!この小童が!

とお叱りの声もありそうですが、実家とこっちのを合わせればそこそこあります。


これから紹介していきますが、書き始めたらめちゃめちゃ長くなってしまいましたので、途中でムカつかないでください。



実家保管組の代表作と言えばやはり「美味しんぼ」でしょう。

すでに100巻を上回ったその勢いは、もう数十巻に亘ってダレまくりで、面白味を見つけることすら難しいんですが、昔のほうは面白いので読んでます。

とくに山岡が栗田さんと結婚するまでがいいですね。

栗田さんは結婚後、なんかむかつくキャラになったので、もういいんですが。

海原雄山の「このあらいを作ったのは誰だぁっ!」は名言です。


他には、キン肉マンですね。
これは中2の頃に無性に読みたくなって、なんとか全巻揃ええたものです。

巷では中2病とかいう言葉がありますが、私の中2病の症状はキン肉マンでした。
友情・努力・勝利という今は無くなりつつあるジャンプ精神を見事に体現した作品に熱を上げ、休憩時間はよくプロレスをしてました。

ある日のことですが、その日の私はいつもより調子がよく、テリーマンの必殺技「テキサスクローバーホールド」を決め、友人からギブを奪いました。

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ここでやめとけばいいものを、さらに私は現衆議院議員・馳浩直伝のジャイアントスイングを仕掛けました。

馳氏の引退試合のように自分の年齢と同じ回数である14回転を目指そうとは思いませんでしたが、相手の両足を持って、さあ回さんという時です。

想像してください。

足が滑ります。ツルンと。後ろに。

体は前に倒れていきます。

手はどうなっているか。

相手の足を両手でガッチリとロック!

私の顔は徐々に下がり、仰向けに寝ている友人の頭の向こう側に着地。

両手ガッチリロックのせいで体を捩じることも出来ませんでした。

頭を打った?鼻を打った?


いいえ、ケフィアです。


歯を打ちました。

前代未聞の歯からの着地。
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このジャック・ハンマーのように歯が強ければよかったんですが、脆くも私のキュートだった前歯2本は砕け散りました。

例えるなら、ロックマンが死んだ時の閃光が拡散していく「ティウンティウンティウン〜♪」のように。

今でも校舎の廊下には2本の前歯の刺さった跡があるはずです。もはや伝説に近い。

それもこれもキン肉マンにはまるという事が発端です。


キン肉マンが異様に長くなりましたが、続いての漫画は「月下の棋士」です。
名前ぐらいは知ってる人もいるでしょうが、将棋漫画です。

伝説の棋士と言われた男の孫、氷室が宿命のライバルである滝川を倒し、名人になるべく、次々現れる強敵を倒すという話です。
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実際の棋士をモチーフにしている点や、棋士の将棋に捧げる情熱、棋士の頭脳、将棋という(ある意味では)哲学を表現しているところがいいです。

まあ、熱いです。よく死にます。対局中とか終わった直後とか。
盤上で死ねれば本望とかよく言いますけど、体現してます。

ちなみにドラマ化もされてて、氷室役にあのゴリタモウこと森田剛。
ライバル滝川役に田辺誠一。その他、中尾彬、山口紗弥加、デビッド伊東など豪華キャスト。
これが驚くほどビデオ屋さんにないんだな。

ハチワンダイバーが流行っているようですが、あんなに絵が下手じゃないし、ちゃらくもありません。なんというか、そう、研ぎ澄まされた漫画です。


実家組はこんなもんにして、広島組は「五年生」です。
大学卒業を目前に単位不足で留年が決まり五年生になることになったアキオと弁護士事務所に勤めることになったヨシノの中距離恋愛をリアルに描く漫画です。
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これはタイトルとあらすじだけを見て、買っちゃいました。図らずも私もその時5年生だったんですねー。シンクロしたんでしょう。

面白いかと言われるとそうでもないけど、なんか最後まで(5巻)読んでしまう感じ。出てくる登場人物がのきなみ嫌な奴ばかり。アキオとヨシノも含めて。

「こんなにヤな奴ばっかりの漫画見たことないよー」とはK田嬢の言葉。

人間の嫌な部分、嫉妬とか欺瞞とか嘘とかがストレートに表現されてるから読んでてイライラします。
でも、結構好きだったりするから不思議。


他にも和田ラヂヲとか、スティールボールランとか北斗の拳とかあるんですが、

(こっからがやっと本題です!本当に前置きが長いです。いつも。)

最近新しい漫画を買いました。

「兎 -野性の闘牌-」です。

知らないとなんのこっちゃですが、麻雀漫画です。

ZOOと言われる麻雀の代打ち集団(やくざ同士の抗争とかを代理人を立てて麻雀で勝負する)に入ることになった武田俊が、様々な特殊能力を持つ構成員と共に様々な敵と麻雀で戦うという話です。

構成員は動物名のコードネームで呼ばれ、ジャッカル、サル、タンチョウ、キツネ、ネコとかいろいろいます。そして各々が特殊能力を持ち、手を作るのが早いとか、ドラが無茶苦茶あるとか、染め手が得意とか、とにかく運がいい(豪運という)とかいっぱいです。

そして武田のコードネームが兎なのです。これは危険回避の能力で、要は相手の当たり牌が分かるという能力です。
そのうち、相手の牌が透けて見えるとかゆう現象も起こります。

最近ではお互いの牌が読めすぎて、なにしてるかよく分からんような無言のやり取りが多いです。

そんな能力戦も面白いんですが、絵が綺麗なんですよこれ。
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余分な線を入れずにすっきりしていても眼には光が宿るって感じです。

このジャッカルのセリフ「ここが原点だ」もそうなんですが、ちょいちょい出る名言がたまらんのですわ。

読んでないと中々グッと来ないですが、

「クソみてぇな奴に引け目を感じる必要は無い
         化石になって生き長らえてる奴らとは違う
                    背骨だけ残して死ねばいい」


「こんなもんは痛みじゃない 私達は頭をひしゃげて生まれてきたんだ!」

とかね。
只今11巻まで出てます。ほぼ1年に1巻という超スローペースですが、ぼちぼち集めます。

麻雀やってないととっつきにくいですが、そんなに知らなくても十分楽しめます。
というか麻雀やっていても理解できないところはいっぱいありますので、機会があればどうぞ。



あ〜疲れた。
今日は午前中に会社の人とサッカー&バーベキューの予定やったんやけど生憎の雨で中止になって、暇なのよというエクスキューズを入れときます。

読んでくれた人お疲れ様。

2/3000を制覇

立ち合いというものに、

空手というものに、

敵というものに、

生まれて初めて畏怖をした

愚地独歩という武士(もののふ)を心底怖いと思ったぜェ


グラップラー刃牙 36巻 渋川剛気



土日というものに、

連休というものに、

祝日というものに、

生まれて初めて憧れた

ゴールデンウィークという休日が心底ほしいと思ったぜェ



広島県在住 男性 会社員 25歳



せっかくの休みなので、ちょいとお出掛けしました。

目指すは宮島だ!

厳島



人生二度目の厳島神社です。
さすがにかっこいい。
朱色に塗ると陰影がいい感じに出ますね〜



くわっ


こんな奴もいました。
「クワッ!」って感じで睨みを利かせてます。
口の形がシャコ貝みたいになっているのと、イソギンチャクのような涎かけが気になる。
首から上が発射しそうな勢いさえ感じさせます。
見れば見るほど味のある顔です。


この後は、密教寺院に行ったり、焼きたてのもみじ焼きや白玉ぜんざいを食べたりと、前回とまったく同じコースをたどり、進歩はなくとも、やはり楽しい宮島を後にするのであった。



ところで、

こんな話を聞きました。



瀬戸内海。
その美しい景色にはシーボルトなど多くの欧米人も魅了されたという。


瀬戸内海に浮かぶ島々は三千島にものぼると言われ、

その中に「うさぎ島」と呼ばれるうさぎの楽園が存在するという・・・。


そこには数百羽ものうさぎが生息し、人を見ると寄ってきて、食べ物をねだる。

また、ビニールのクシャクシャする音に敏感で、これまた食べ物をくれくれと寄ってくる。

かわいいじゃないか。

きっとシーボルトも知らなかったうさぎ島、そこは本当に楽園なのか?


行ってみた。


広島市内から車で2時間。船に乗ること10分。


第一兎


いた!第一うさぎ発見!

聞きしに勝る勢いで食べ物をねだるじゃないか。

うさぎの好物(キャベツとか)を持っていくのを忘れるというケアレスネスを犯した私は現地でウサギ用のエサ(丸っこくて、草の匂いがする)を購入。

これでうさぎにカツアゲされようとも怖くはない。



この島(大久野島)は戦時中に毒ガス工場が建設されたという暗い過去があり、当時の工場や倉庫、砲台跡などが森や地形に隠されて残されている。

それらを巡りながらブラブラしてると、やはり至る所で出くわすのです。

うさぎ


毛並みやら模様やらも様々で個性があります。

こいつの一番の特徴はやはり目ですね。
目が笑ってない。こいつに手からエサをやるときは緊張です。

キン肉マンが試合中にふざけているのをミートくんが「王子!ふざけてないで、ちゃんと戦って下さい!」と怒っていたのを制して、テリーマンが「一見ふざけてはいるが、目だけは真剣だ!」と解説していたのを、密かに思い出す。

「一見喜んでエサを食べているように見えるが、目だけは真剣だ!」

手に汗握らせるうさぎでした。

と、思ったらこんなかわいい奴らも。

集合

うさぎをこんなにかわいいと思ったのはこれが初めてだ。

まだ子供だけあって、毛並みがふさふさしてて綺麗です。

だが、この島のうさぎ達、なかなか触らせてくれません。


ご飯は欲しい→人間に近づく→ご飯もらう→幸せ→人間が触る

→まあ、しょうがねえか→人間も幸せ→いい関係


この因果関係がわかってない。

ご飯は欲しいけど触られんのはヤダ。
じゃあ、ご飯はいらないかというとそれもヤダ。

太るのは嫌だけど甘いものは食べたい、女性たちにも似ている。

そんな自己矛盾を抱えるうさぎたちは、その内面とは裏腹に幸せそうだ。

彼らの心の葛藤に同情をしよう。


今回出会ったうさぎは多分4〜50羽ぐらい。

瞬間最高うさぎ指数は6羽を記録。

非常に暑かったため、ウサギたちもダレ気味であった。

秋ぐらいに行くのがオススメです。

改めて杭の先端支持力を考える、ではなく、改めてシュールの偶発的な潜在性を考える

いつか、グータンヌーボにジャニーズかなんかの中学生ぐらいの男の子が出てて、「僕はシュールな笑いが好きで学校でもよくやっている」と話していました。


このシュールという言葉、なかなか曲者なんです実は。


よゐこの有野が「シュールな笑い」と形容されて以降、この言葉は一気にメジャーな言葉になったと思います。

有野経由で知ったという人もいるんじゃないでしょうか。

私にとってシュールとは和田ラヂヲのためにあるような言葉なんですが。

まあラーメンズ(今月の建築雑誌になぜか出てましたね!)とか、板尾なんかもそう呼ばれることが多いです。

元々、「シュール」とは「シュールレアリスム」の略で、「超現実主義」と訳される。

「現実を超えた」と勘違いされがちですが、現実と隔たれた世界ではなく、むしろ現実の延長上に存在する世界。

「超」という言葉はなにかを突き詰めた〜みたいなニュアンスですね。

よく例えられるのが、ものすごいスピードで絵や文章を書くと、自分の頭では思ってもいないような事を手が勝手に書いたような、脈略や無関係の事象が出てくる、というものです。

その超現実の世界では、現実と連続であるにもかかわらず、不思議な現象や世界観、無意識の表出が存在する。

言うなれば、現実世界の背後に背中合わせで存在する不思議な世界、感覚というものです。

それと笑いの「シュール」は微妙にニュアンスが違いますが、明確な定義なんてないですから雰囲気を感じ取るしかないですね。

まあ、そんな言葉をジャニーさんの若造が語るわけです。

そして彼の言うシュールな笑いというものが、

「バレーボールの試合中にオーバーヘッドをする」

これには江角マキコも私も優香も3人揃って「えっ?」ですよ。


立派過ぎます。ボケとしては。
面白いかどうかは別問題として、笑いの要素として立派すぎる。

シュールな笑いってのはそんなもんじゃない。
振り返れば奴がいる的な、ひっそりとただ確実にそこに存在して、全ての人に見えるわけじゃなく、見える人には見える。

そう、まさにジョジョでいうところのスタンド!

見える人者同士は不思議と引かれあう・・・ゴゴゴゴゴッ!


そんな中、私の新居の近くにもシュールは潜んでいたのです。

家の周辺には昔ながらの青果屋さんとかお肉屋さんとかがあって、その中に鶏肉屋さんがあります。

その名も「ブロイラー」となんともストレートな分かり易い店名で、老夫婦で経営しています。

たまに前を通るんですが、いっつもひっそりと聞こえてくるんです。

あの曲が。


チャーチャーチャーチャチャー♪
チャーチャーチャーチャチャー♪
チャーチャーチャーチャチャー♪

チャチャチャチャチャチャ!

ワンモアータイム!


え、ダフトパンク!?
思わず立ち止まって店をのぞいてしまった。いや、普通のお店だ。

鶏肉屋「ブロイラー」のヘビーローテションの一角をダフトパンクが担っているのは間違いない。

多分シュールといって差し支えないと思うんやけど、どうだろう。
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ケニー

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