Libero come un gatto

ゆるゆると生き長らえたい、イタリアの猫のように。

2009年06月

思いついたことをツラツラと。

散文を書きます。

散文1.

トランスフォーマーの予告編で多分ギリシャの神殿が奴らに破壊されるシーンを見て、何年か前の九重合宿で聞いた、「歴代ゴジラ映画の劇中で破壊された建物(大阪城とか東京タワーとか)から各時代に象徴された建築像を読み取る!」みたいな研究を思い出しました。

どうなったんだろうあの研究。
そういや、野球場の平面計画の変遷を追っかけてた研究もあったな。

散文2.

サッカーに詳しい人なら分かるはず。「EL BRANCO」
スペインのレアルマドリードの愛称です。

ヨーロッパのサッカーチームには色々と愛称がありまして、
マンチェスターユナイテッドは「RED DEVILS」
アーセナルは「GUNNERS」
バルセロナは「AZULGRANA」 などなどです。

で、「EL BRANCO」なんですが、そのまま英語にすると「THE WHITE」となります。
そしてこれを邦訳したものが面白いんです。
ストレートに日本語にすると「白組」です。なんとも味気ないですね。
小学校の運動会かって話です。

「白い巨人」
日本語ではこう訳されています。
レアルマドリードというチームがいかに偉大で、そのチームが伝統的に白を基調としているという事を表現するのに素晴らしいネーミングだと思いませんか?

誰が最初に使ったかは知りませんが見えない苦労があったのでしょう。
感慨深いなあ。

散文3.

今週のananの甘味コーナー(スウィーツという言葉は嫌い)に載ってた生アーモンドバターが超美味しそう。
あと表紙の松嶋奈々子より一枚めくったとこの化粧品のモデルの人の方がオーラが出てる。

散文4.

今月号のBRIOが面白過ぎる。雑誌でこんなに笑う事もあんまないな。

実際手にとって見てもらうのが一番ですが、とにかく沢村一樹が最高です。
10人の女性と戯れてグラビアを飾ってますが、もうそのエロス、憧れます。
リンクには吉川ひなのとの写真が載ってますが、こんな感じで杉本彩とも絡んでます。

表紙で沢村さんの両サイドを固める美女はピーチジョンのモデルさん。
さすがピーチジョン、色気がムンムンです。オレが沢村さんの位置に立っても絵にならんだろうな。

買おうかな・・・いやマジで。

散文5.

今気になる専門誌は「月刊専門調理」と「月刊島へ」です。

「専門調理」の今週の特集は調理空間です。
業務用のキッチンは完全に合理化され、その設備・配置には無駄がない。
当然泣く子も黙るホシザキ製品が軒をならべるのである。

「島へ」の今週のインタビューはなんとみうらじゅんです。
彼が若い時に島巡りをした時のエピソードからみうらじゅんのルーツを探ります。

どちらも興味深いですが買うほどではないかな。


以上です。

あの素晴らしい興奮をもう一度

今年もイタリアに行くことが決まって、当然サッカー観戦を目論んでいる私です。

狙い目は9月2日。
某後輩君とセリエAでも見に行こうかと勝手に計画しています。
だが未だスケジュールが発表されていないようなのでどうなることやら。

多分ヨーロッパに行って一番でかい声を出している&興奮しているのがサッカー観戦中でしょう。

カンプノウでバルセロナの試合を見たときは現地人と同じように

「Mui bien!」とか「Wi!」とか言ってました。

綺麗なシュートが決まったときはもちろんGOLAZO〜!!!
ちなみに私が尊敬するサッカー実況アナの倉敷保雄さんの得意なセリフでもあります。

ということで昨年ローマで観たラツィオvsフィオレンティーナを思い出に浸るためにご紹介。

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なにはともあれチケットをゲットします。
オフィシャルショップに買いに行くと、申込書を書かされ、夕方になったらまた来いだと。
面倒くさいじゃないか。
なんかチケットに本人の名前とか入れるのでそんな手続きみたい。
名前が入ってるとなんだか誇らしい気分。「ここはオレの席なんだぞ!」
チケット代は普通の席で50ユーロ。

ローマのテルミニ駅からバスに乗り電車に乗り換えて目指すはストゥディオ・オリンピコ。
もう電車の中からビール飲んで唄ってる若者がなんと多いことか。
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見えてきました。この辺で既に興奮はレッドゾーンに差し掛かり、ハアハアしてます。
あの光、もうまさに聖地。
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微妙に厳しいセキュリティゲートがあります。ここで思わぬ伏兵に出会いました。
画面一番右の太っちょの警備員。こいつにかばんの中のコーラが見つかったんですね。
すごい怖いであの巨漢が「No No」と首振りながら言ってきます。
ここで捨てろと言うわけです。
このコーラまだ一口しか飲んでなかったのですが、ここは日本人の気合の見せ所と久々にコーラを一気飲みすることにしました。
必死で飲む私。その顔を見つめる警備員。
そしてなんとか飲み終えた私に向かって一言!「Sorry・・・」
おぉ、いい奴。私も答えます。「No problem」
無事、ゲート通過です。
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いい感じに温まってます。
ホームにフィオレンティーナを迎えるとあってサポーターはもうノリノリ。
スタジアムからチームに対する愛が感じ取れるってのは本当に素晴らしい。
「オレ達がついてるから負けやしないぜ!」
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フィレンツェから来たのでしょうか、フィオレンティーナのファンも負けて?ません。完全に隔離されたあの人数に対して何人の警備員がついてるんでしょう?
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試合の方はというと、なんとラツィオが3−0の圧勝をし、スタジアムは歓喜の嵐。

試合中の私はというと持込に成功したパニーニと売り子から買ったビールを片手に叫びまくる。
惜しいシーンがあったりすると、自然に立ち上がってしまうのは何故でしょうか?
シュート打ったりすると気がついたら立ってます。不思議〜
と、動けばおなかも減るのでスポーツ見るならやっぱりリッタースポーツ!
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当然装備していきました。
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この子は前列にいた家族連れの娘さん。
ゴール直後の歓声と地響きなんぞで泣きそうになってます。ビックリするぐらい可愛くて、若干この子にも夢中でした。
幼女趣味?失礼な。子供が可愛いのは当然じゃないか。

バルセロナでカンプノウに行った時は正直、ピッチが遠すぎてボールのありかさえ怪しかったのですが、今回は本当に楽しめました。日本に居てもこれほど興奮してることはまず無いですね。
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スタジアムもいい雰囲気でかっこよかったです。
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さらば幼女よ。またいつか会おう。

帰りはテルミニ駅まで直通バスがあるので、興奮冷めやらぬサポーターと共に帰りましたとさ。

ローリー寺西のあまりにマイナーな名文句で締める

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このドームの写真を見てピンと来た人はすぐご連絡ください。

あえて説明するほどの事ではございませんが、このドームがあるのは東京・上野公園の表慶館。設計者は片山東熊です。

ここまでは知ってて当然ですね。

しかし、素晴らしい人間になるためにはあと一歩踏み込んでいただきたい。

これはRIPSLYMEの「黄昏サラウンド」のPVに出てくるドームですね、と。
(ビデオ中の謎の英語訳は気にしない)

私なら当然そこまで踏み込みます。

更に上のPVを見ていけば、もうお分かりですね。
表慶館の横にある、谷口吉生設計の法隆寺宝物館が現れます。

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歩いています。
エビさんの彼氏ILMARIが!
木村カエラの彼氏SUさんが!  なんたる豪華ラインナップ。

さらにこのPVよくよく見れば不思議です。
カメラに写ってる人を追い越してないのに、他のメンバーが先回りしている。
非常に面白い。

さらに言えば、曲の前半は真夜中なのに、終りの方では朝になっている!
こんな短期間に変わるはずないのに!

編集してんだろ?というあなた!
PVはカメラの切り替えポイントがないんだよ。ワンカットのみでの構成。
ふっしぎ〜!テンションあがるねこりゃ。

メイキングビデオもYOUTUBEにあったので気になる方はそっちで。

撮影場所のハイセンスさには建築に携わるすべてのものが脱帽。
次元を超えたPV空間には生きとし生けるものが脱帽。

かくいう私は、東京に行く度に、上野公園に来ては表慶館からイントロを歌いだし、きっちり曲のリズムに合わせて法隆寺宝物館を巡ります。

ただ一つ残念なのは表慶館の裏口の階段に今はスロープが設置されていること。
リズムが狂うじゃないか!

只今「黄昏」メンバー募集中。

きみもスター。

鯛焼きとポンペイとバイクが織りなすリズム

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会社の近くにオープンした鯛焼き屋さん(←漢字で書く方が好き)。

150円で子持ち鯛焼きが食べられるのです!
子持ち鯛焼きとはあんこの中に、モチor求肥が入っているものを指しまして、普通の鯛焼きより幸福感はアップ。

更に、写真の通りしっぽまであんこがぎっしりなので、色んな意味で結構重たい。

ただ、残念なのは取り立てて美味しいというわけではないこと。
極めて普通です。

羽つき!と謳っているにしてはパサパサじゃねえか。

それでもついつい買いに行くんだろうねえ。



ここからは新企画。
というかネタ不足解消と在庫整理の兼ね合いから生まれた、未だ日の目を見ない写真たちにもスポットライトを!ということで、我が秘蔵写真フォルダから適当に写真を張って解説するという、思えば遠くまで来たもんだ企画。
取り留めも脈絡もなく張ります。

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これはポンペイ遺跡ですね。もうかれこれ4年前になります。
日本じゃ見れない、空の色ですね。青というよりブルーって感じの。

エジプト調査の抽選に敗れた所に降って湧いたイタリア調査。あれから私のイタリア人生は始まったのです。
詳細は後々語りますが、今年もイタリア行きます。

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我が愛しのバイク、エリミネーターですね。もう6年の付き合いになります。
年式はなんと92年・・・
粘ってます。まだ乗ってます。夏までは・・秋までは・・と言いながら。

エリミネーターは今でこそマイナーバイクですが、発売当時のキャッチフレーズには目を見張るものがあります。

「男たちよ、とっておきの表情(かお)を用意しろ」

なんていうか最高。
なにかを所有するという事で生まれる幸福感を見事に表現してますね。
iPhoneのCMとかでも出てきそうですね。

「iPhoneを手にしたあなたはきっととっておきの表情(かお)をしてるはず」とか言って。

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で、これはとっておきの表情をしているであろう私の写真です。

画面を拡大すれば、すごくいい、寂しい〜背中が現れます。

バイクの故障で鉄の塊と化した140kgの物体を延々と雨の中押す姿です。
ホントあの時はとっておきの表情してましたよ。

なにもしない勇気

卵スープを作る。

スープを先に作って仕上げに溶き卵を流しいれる。

ここで決してかき混ぜない。

なにもしない。してはいけない。

卵が固まるのを待つ。

ちょっと鍋を揺らして軽く混ぜれば出来上がり。


これが正しいやり方。


ところが、私は我慢できずにかき混ぜてしまいました。

経験のある方は分かるでしょうが、グジュグジュになります。

卵が細分化されて、食感もなくなり、味も薄いです。


そこで学んだのです。

なにもしない勇気を。


「私を抱く勇気もないくせに!」

なんて女の子に言われたら、男の恥と思われるかもしれませんが、そんなことありません。なにもしない勇気があるんです。

そんな女は放っておいても結構です。
人の器を測るモノサシを持ってない奴は・・・ダメだ。


お前・・・だな

デリヘル呼んだら竹原がやって来た編

俺「なんで?」

竹原「なにがじゃ」

国分「デリヘル呼んだら竹原さんが来て、どう思った?」




一昨日ぐらいにこれをネットで見つけて爆笑してました。

懐かしいですね。ガチンコファイトクラブ。

国分太一がいちいちうざかったですね。

ああゆう偉い奴の脇でちょろちょろしてるキャラはこの頃確立されたのか。

そしてオーラの泉へのゴールデンロードが。


ガチンコと言えば大和龍門のこの名セリフ。
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名セリフってのはいつ聞いてもいいですね〜。

心の深いところにグッときますね。

最後のほうはヤラセ臭すぎてグダグダでしたが、
この言葉を残しただけでもガチンコの存在価値はあったと思います。

業界誌の底力に畏怖するがいい

なあなあ、もう読んだ?今月のアレ。

すっごい良かったよなあ。とくに表紙が最高やんな。

今月は浅野忠信やんな。めっさかっこいい。

5月号は役所広司やったし、その前は松田龍平。

今年は他にも仲村トオルとか宮崎あおいとか。

毎回表紙だけはすごいよな〜

さすが泣く子も黙る月刊「測量」

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注目の記事は月刊「測量」の人気コーナーの一つである「私の歩幅」というコラム。
5月号は浅野忠信によるもので、そのタイトルは
「測量が趣味というのもちょっといいかもと思いました」

懐の深さを感じさせるタイトルに、全国の測量屋さんは涙を隠せない一方で、

バカにしてんの?という声もあがりそう・・・

まだ読んでないのでレビューはまた今度。


業界誌のくせになぜこんなにも有名人が出るかと言うと、感のいいひとはお気づきであろう、
(頭文字D風に言うと、賢明な読者諸君は既にお気づきであろう・・・)
映画「剱岳 点の記」のプロモーションなんですね。

turugidake


日本最後の空白地帯(要は地図がない)剣岳をいざ測量せんと山の頂に挑む男たちの物語。新田次郎の原作ですね。

やはり全国の測量屋さんの心を掴んで離さない、プロジェクトX的感動秘話。

測量学会としては、「測量」をテーマにした映画だけあって、その豪華キャスト人のネームバリューを利用して、測量という一見地味な作業こそが実は大事なんだよ〜、日本の国土を作って?きたんだよ〜という事を世間に訴えかけるべく、熱烈プッシュしてるわけです。


「ホント感動しました!ゼッタイ、見るべき!!」

と、映画のCMに出てくる、消えて無くなればいいくだらないコメントのようなものを残して締めにしたいと思います。
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