Libero come un gatto

ゆるゆると生き長らえたい、イタリアの猫のように。

2009年09月

とりあえずエジプトを2枚

想像してください。

薄暗い人気のない夜道を歩いていると突然上から怪しい光が!

吸い込まれるあなた。

なんだ、宇宙人か。やめろ!やめろ〜!


目を覚ましたあなた。
目の前にある風景を見て呟く、「ここはどこだ」?
DSC_3366

私が答えます。「ここは火星・・・」

「そう、火星なんだ」

って言ってしましそうですね。

実は、エジプトです。

私の感想はというと、「スターウォーズみたい・・・」



このブログを見てる方の中にはエジプト経験者も多いので、サービスショットもアップしておこう。
DSC_3599


我らが相棒たちよ。元気かいな。
この時は「明日オレ帰るんだよ」っていったら写真撮ろうぜってなったけど、アイツらだけで撮りやがって「オサムも入れよー」みたいな瞬間です。
オサムは右にいます。

てめえらだけで撮るんじゃねえと思いながらその後4人で写真撮りました。


ムーミンはというと今日が給料日だったので私なんてほっといてホクホクしてました。


やっと写真をアップ。これからちょくちょく出していきます。

宇多丸さんがいいんです

半年以上にわたってずっとはまっているのが

ライムスター宇多丸のウィークエンドシャッフル
というラジオです。

TBS系で東京のみでの放送なので、リアルタイムでは聞けないのですがPodcastでシコシコと録り貯めては聞いています。

様々なコーナーがある中で最も好きなが「シネマハスラー」という映画批評のコーナー。

映画マニアの宇多丸さんが毎週サイコロで出た目の映画を見て、数十分にわたって批評をしていくというコーナー。

これがおもしろいし、映画の見方もよく分かる。
切り口も様々で、脚本、演出、撮影、編集、音楽、エンドクレジットに至るまであらゆる方向から攻めていき、時には原作との比較、原作に潜む問題点などなど。

なかにはROOKIESとか20世紀少年などのクソ映画やグラントリノなどの名作も混じり玉石混合です。

しかし、どんな映画でもスタンスを変えず批評を行う宇多丸さんの態度は立派です。
名作は徹底的にほめ、それでも潜む問題点を洗い出し、クソ映画はボッコボコにしたあげく、あえて褒めるとすればという点を探し出す。

不思議なのはボッコボコにしたクソ映画を「どれだけクソ映画なのかを見に行きたくなる」という気持ち。普通は見なくてよかったとか思うんだろうけど。

最近何回も聞いているのは「アマルフィ 女神の報酬」のシネマハスラー。
織田祐二演じる外交官がイタリアでさらわれた天海祐希の娘を探し出すという映画です。

とりあえずクソ映画らしいのですが、その批評の仕方がとにかく面白い。

「どこから批評していいか分かんねえから、シーンを追って行きながら全部批評します」ということでオープニングからエンドクレジットまで順を追って解説していきます。

聞いてもらえれば分かるのでいちいち言いませんが、一番おもしろかったシーンをご紹介。

身代金の受け渡しに失敗を繰り返し、精神的にもまいってしまった天海。
ヨヨヨとなりながら、ホテルの一室で織田の胸に顔をうずめる。
織田も天海を抱きしめる。
天海の髪の匂いを嗅ぐ織田・・・・

このシーンの宇多丸さんの解説。

「この織田の反応はですね、童貞の反応です!
どうしていいか分かんねえからとりあえず髪の匂いを嗅ぐ。
このままやっちゃってもいいのかなあ、でもなあ・・・」

その他ROOKIESの時のキレ具合とかたまりません。

ぜひ聞いてみてください。ここです。
podcastに登録するとものすごい量がダウンロードされますので。


ただいま

帰ってきました。

8月の19日に日本を出て以来、1か月ぶりです。

「西の空に明けの明星が輝く頃、一つの光が宇宙へ飛んで行く。それが僕なんだ」とウルトラセブンことモロボシダンはアンヌに言いましたが、

その日のお昼頃一機のアリタリア航空機に乗って西の空に飛んでいったのが僕です。

ちなみに空想科学読本において、明けの明星が輝くのは東の空であるという事が説明されており、アンヌはまんまと騙され、反対方向を向いていたという事が明らかにされています。

ローマでの1泊目がヒルトンでプロフェソーレと一緒だとは既に書きましたが、「私の宿泊費があの姉妹の遊ぶ金になると思うと癪だな」とつぶやいておりました。

今回の旅行中、人生最大のピンチを迎えて半ば放心&絶望状態に陥りました。詳しくは書けませんから適当に想像してください。連休明けの出社が気が重いです。
それもあって、100%エジプトとイタリアを満喫というわけにはいきませんでした。それでも楽しかったけどね。

1か月ぶりに家に帰ってみると、郵便物は溜まってるは、部屋は汚いはで現実が待ってて嫌になります。

なにを隠そう、家に帰ってすぐトイレに駆け込み、大きい方をしたら、トイレが詰まるという事態に陥りました。

情けなさすぎる。空しすぎる。

明らかに詰まってます。確かにイタリア産の驚くべき量でしたが、TOTOさんのキャパシティはそんなものかい?
流したら便器から溢れんばかりの勢いで水が溜まるんすけど。あと一歩でこぼれないのはTOTOさんの意地か。
と感心してる場合ではない。一人暮らしを始めて8年目で遂にスッポン(半円のゴムに棒がついたやつ)を買いそうです。

他にも家である発見をしました。
私が家を出る前に潜り込んだであろう、ヤモリくんが干からびてお亡くなりになっていました。
DSC_4207


完全に干からびています。目ん玉なんてどこへ行ったのやら。
ひっくり返してみます。
DSC_4206

ヤモリらしいポーズを決めて天に召されたようです。

部屋の隅っこの方のフローリングの上が最期の場所でした。
彼の最期を思うと本当に申し訳ない気分です。最後の最後まで必死に出口を探して走り回ったのでしょう。いつ頃お亡くなりになったのか分かりませんが、真夏の密室に1か月はヤモリにとってはあまりに酷な環境だったようです。

これからは論文のネタ探しとデータ整理作業と日々の業務だけで忙殺されそうです。
この連休がせめてもの救いかな。
プレッシャーと妙なテンションでイタリア語の本を2冊も買ったので、そちらの勉強も始めます。

旅のお話は追々していくとして、今日はさようなら。

プロフィール

ケニー

  • ライブドアブログ
アクセス解析タイ・バンコク情報