Libero come un gatto

ゆるゆると生き長らえたい、イタリアの猫のように。

2012年12月

物欲が止まらない。あとロマンティックも止まらない。

物欲がすごい高まってきているのでリスト作成。
今年はフィンランドに行ったのでサンタクロースとのご縁もなくはないであろうと期待を寄せて大衆の面前に晒します。
一部は既に物欲に負けて購入済でございます。それで止まるかと思ったんだけど止まらないんだなこれが。
今年の物欲は猪突猛進型だな、なんてインフルエンザの様な感想を漏らしています。

☆購入済☆

・椅子
我が家において兼ねてからの懸案事項であっデスク用の椅子購入の問題は楽天スーパーセールに乗じて4万の椅子を半額で手に入れてポイントも10%もらうという形で決着しました。
デスクを購入してから3年以上経ちますがようやくグッドデスクワークホリデーが実現するわけです。
ネットで買ったのが心配でしたが、思った以上のクオリティで大変満足しております。
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・スポーツする時とかのジャケット
これはNorthfaqceのジャケットですね。初めて見たのは2年ぐらい前ですが、ようやく踏ん切りがついたので購入。2万ちょいですね。そのデザインもさることながら肌触りが最高で、一目惚れしてたのです。値段が全く下がらないのでいかんともしがたかったのですが、神保町のさかいやスポーツで気合入れて買いました。暖かいので先日のフットサルで早速切る嬉しがり。
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・フリース
オレたちはユニクロのフリースに長年騙されてきた。フリース=ユニクロみたいな風潮。違うんだよ。本気で冬に戦いを挑み、勝利する覚悟があるならフリースはユニクロじゃない。アウトドアブランドに求めるんだ。
ってな覚悟の元、HAGLOFSのが欲しくなったので探していたのだが、まあ高い。25000円ぐらい。既に上でかいたようなものを購入していたので躊躇しつつも探していたら、海外サイトに辿り着いてそこでの価格は16000円(送料込み)。わおってなもんでこれが個人輸入という世界かと驚くと同時に購入。
バルセロナからドイツをと中国を経由してたった4日で届くというDHLの恐ろしさ。これから買い物をする時は個人輸入がまず念頭に浮かぶようになりました。
肝心のフリースですが、デザイン、着心地、質感、性能ともに完璧でございます。ストレッチが入っているので体にキュッとフィット!そこからのウォーム。
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・コーリン・ロウの本
これはまだ手元に届いてないの後に詳述しますが、最近マニエリスムが気になっているので以前から気になっていたコーリン・ロウのイタリア16世紀の建築(名著!)を購入。たまたま安いのが見つかって嬉しい。


☆今、欲しいもの☆

・レンズ
カメラの世界にはレンズ沼という言葉がありまして、次々と新しいレンズが欲しくなるんですねー。私はキャノンユーザーですが、只今レンズは4つです。
キットレンズでついてきたズームレンズは購入以来一度も使ってない。50mmの単焦点レンズは買って1週間で飽きる。その反動で35mmの単焦点レンズを購入。これはお気に入り。もう少しカリッとパキッとした絵が撮れるといいがまあOK。そして10-22の広角レンズ。これはいいレンズ。ただ使い方が難しい。

そして今欲しいのは15-85のズームレンズ。要は常用レンズが欲しいということですね。単焦点も広角レンズも特殊なので旅行などの荷物少なめで行きたい時はコレ!っていう1本が欲しい。

価格は中古で5万。新品で7万という世界。ま、レンズにしては安いほうなのでレンズ沼の先輩方からは「まだヌルい!」と言われそうです。ま、底なし沼を順調にハマり中でございます。

・ゲーム2本
これはもう少し先の話になりますが来年中に世界が注目するゲームが2本出ます。SIMCITY2013とGTA(Grabd Theft Auto)5です。
両ソフトの大ファンなので買えばいいのですが、ハードが問題。SIMCITYはPCゲームなのですが、私のPCではまったくスペックが追いつかないので新しいPC購入という覚悟が要ります。。
GTA5はPS3ですが、こちらも私所有しておりませんのでハードも購入。。。
うーん。まだPS3のほうが価格的に現実的だがどうしよう。

・カバン
仕事用のカバンがほしい。フィレンツェで買った今のカバンもお気に入りですが、くたびれてきているので新しいのが欲しいなあ。ちょっといいなと思った革のやつって大体4万ぐらいするんよねー。今のカバンは110ユーロだったからなんか踏ん切りつかず。もう一度フィレンツェに行けたら買ってくるんだが。

・スーツ
なんか知らんが欲しい!ちょっといいのが。

・プロジェクター
やっぱり映画はおっきい画面で見たいんだよ。

・スマートフォン!
やっぱ欲しい。
私の日々のルーティン妄想シチュエーションの中に「スマホを使う自分」というカテゴリが創設されるほど。
ちなみにこのルーティン妄想シチュエーションの他のカテゴリは定番の宝くじ当選もの、有名人との偶然の出会い、エロもの、結婚スピーチ、口喧嘩、交通事故(車、鉄道、飛行機)などがあります。
宝くじは当選した瞬間の喜びと不安を同時に抱え込むという心情表現に定評あり。
結婚スピーチは披露宴の最後に代表して新郎がやるやつね。

雑誌雑感

・シンデレラタイム

主婦雑誌によると、専業主婦にとって10時から14時は「ママのシンデレラタイム」と言って、自分らしく時間を使えるとっても大切な時間だそうです。
それはさておき、運動や筋トレなどで筋肉に負荷をかけた後の30分は「筋肉のゴールデンタイム」といって、このあいだにプロテインなどをきちんと摂取すると筋肉モリモリになるぞ!

・麻生久美子は建築分かっとる

リンネルという雑誌の巻頭で麻生久美子が連載を持っておるのですが、そこに直島に行った話が書かれておりました。そこでベネッセミュージアムのことを紹介するのに「安藤忠雄さんが建築した」って書いてありました。
この「建築する」っていう概念ね。そして建築という行為。設計したとか建設したとかじゃなくて建築したという概念。
分かってんじゃねーか麻生様。

・そういやマストバイって最近見ない

表題は関係ありませんが、男性ファッション誌における命令・断定口調はなんなんでしょうか?「この冬はモッズコートで決めろ!」とかね。それにしても「男の隠れ家」とか「男の料理」とか一連の「男の〜」シリーズってほんとくだらないものが多いね。物事を細かく細かくカテゴライズしていくとどんどん空虚になっていく気がする。ちょっと違うけど「トイプードル専用ドッグフード」とかね。アホかって感じ。シャア専用ザクはいいんだけど。さらにちょっと違うけど、卒論を書いている時に先生が「君たちはすごく卒論のテーマを細かい方へ細かい方へ持って行こうとするけど、それって余計に論文としてのハードルはどんどん上がっていってるからね」と言っていたのを思い出した。
より細分化されると専門性も高まるし情報の濃度もあがってくるからそれだけ突っ込んだ議論が必要になるんよね。もっと大きく捉えたほうが全体の傾向とか特徴は捉えやすい。
見事に脱線。

・「かわいいおっぱい」という概念

ドマーニの車内広告に「来年こそはかわいいおっぱい、かわいいお尻を手に入れる」的な特集が書いてありました。この「かわいいおっぱい」という言葉。非常に危険ですよ。
男性女性問わずですが、女性を褒める際に思うように言葉が見つからない時に「かわいい」って使いますよね?自分がいいと思っていても最適な表現が見つからないとか、またはよくないと思っても正直に言えないから逃げの言葉を探している時とかに「かわいい」ってい使いますよね。または少し期待していたものより違っていたけどまたそこが「逆に」かわいいっていう外しのパターン。
「かわいいおっぱい」っていうのを本当にそう思ったならなにもいうことは無いですが、例えば取り立てて感想は浮かばないけどなにか言わなくちゃいけないようなシチュエーションにおいて目の前のおっぱいになんと言うか?言わないなら言わないでもいいかもしれないけど、この間(ま)を埋めるなにか言葉が欲しい時になんと言うか?

「かわいい」

とても便利な言葉。よく女性の「かわいい」は信用出来ないとかいうけど、上に書いたように非常に便利な言葉だからですよね。なので「かわいいおっぱい」を目指すってのはちょっと危険。
これが「美しい」とかなら本当にそうなんだろうけどね。「キレイ」だとまだ疑念が残る。

更に言わせてもらうとね。「かわいい」って確かに使うんだけど、それってそのものに対して向けている場合とその人自身に向けて言ってる場合が曖昧な意味として交じり合ってる言葉なんよね。
おっぱいにかわいいと言ったとしても、それは本当におっぱいに向けて言った言葉なのか、それを保持している人自身に向けて言った言葉なのかってものすごく曖昧。それは言われた方は突き詰めない方がいい場合が思うけど。上で書いた「逆に」かわいい用法まで入ってくると更に曖昧で、結局なんなのよって気になる。

日本語の難しさであり、面白いとこですね。

ま、褒めるときはより具体的に「ここがいい!」って言うといいですよ。

私が物事を進める時には。

仕事をし始めて早3年と半年。東京に来てから2年と3ヶ月。
気付けば東京での仕事のほうが長くなっていました。

比較的自由な環境で好き放題に仕事をさせてもらっています。
あまり東京事務所の方と仕事での接点がないためにある意味では浮いた存在ですが、仕事自体は楽しいし、社外の人たちと会うのが刺激になるのでそれなりに満足している環境にいると思います。

こちらでの仕事はほとんど一人でこなしているので、営業こそ上司と2人でやりますが、その後の現場調査・解析・報告の過程はすべて自分の裁量に任されています。

そこで最近気付いてしまったのです。自分の仕事の進め方にある傾向があることを。前々から薄々感じていたのですが、ごく最近の仕事を仕上げた際に上司と話している時に気付きました。

基本的に私の仕事の流れは調査(データ収集)→解析→成果品(含報告)作成です。
調査は現場に数日行く事もありますしお客さんから提供される場合もあります。

私の仕事のペースはだいたい下の図のような感じで進みます。
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図は解析から後の作業をグラフにしていますが、最初にデータ整理やプロセスを設定して、ちょっと解析をやるんですね。ほんとこの時は仕事が早い。初めて扱うデータ出し、どうやってゴールまで持って行こうかっていうロジックを組んでいく作業も楽しい。
で、このちょっと解析をしてなんか良い感じの感触を掴むんです。感触を掴むところぐらいまで前に進めてみるのです。すると、「あ、この感じなら締めまでに十分終わるな」って思って余裕が出てくる。さらに、一番楽しい時が終わったからなんとなくそのデータを扱う事自体に飽きてくる。その頃には次の仕事が始まっててそっちの新しいデータに興味が移ってたり。

そして放置ですよ。全体のプロセスの30%ぐらい進んだ状態でね。

放っておいても締めの期日ってのは近づいてくるもので、10日前とかにそろそろやろっかなあと放置していたデータをゴソゴソといじり始めるんです。ところが、放置してたもんだから以前の「いい感触」ってのを忘れてるんですよね。「あれ?」みたいな。なんか上手くいかないぞーって。
自分で作ったらしきデータとかコピーしてあるファイルとかの意味が分からないんですね。で、イチからやるわけです。そうすると、かつての自分の意図が見えてくる。「あ〜、だから座標変換してたのか!」とか気付く。
その頃には結構締めも近づいてて、色々やばいんじゃないかって空気になるんだけど、そこはさすが私の発想で「まあ、なんとかなるやろ。」と。
背水の陣って言葉があるけど、渡しの場合、人より崖っぷちに近付くのが好きみたいで「え?まだ両足の踵が乗っかってるし。」みたいな感覚がどっかにあるわけ。
それがいよいよ片足の踵しか崖の上に乗ってないような状況になって自分のやばさに気付くわけ。で、ここからが最後の追い込みですよ。グラフの一番右ね。
疾風怒濤の如く解析を進める。いつもキーボードの前においてるA4のメモ用紙はぐちゃぐちゃ。数値とか略語が並ぶし、エクセルとかもセルをフリーダムに使いすぎて節操が無いし。解析の結果が出たら出たでそこから報告書を書くわけですよ。
私の場合、20〜40ページぐらいが多いんだけど、先週は朝8時から書き始めて午後3時には22ページの報告書完成してたもんね。そのまま4時から打ち合わせに行って内容を説明。大体誤字脱字見つかりますよね。この前は解析が全部「懐石」になってたから面白かった。大体内容はOKなことが多いけど、「戻って誤字脱字を修正し、再度お送りいたします。」とか言って帰ってくる。

とまあ長々と書きましたがこんなことを繰り返しているのですよ。そりゃ解析にミスが見つかることもあるし、報告書に不備もある。報告書の質だって本来ならば高めなければいけなんだけどね。どうしても時間がないと最低限の内容になってしまうのであまり読み応えがないなあなんて思うし。広島時代の上司はとにかく報告書の質をあげろといっていたけどなかなか上手くいってない。せめて1日前にはひと通り揃っていたいのだけど。

ペース配分なんよね要は。ある程度の期間粛々と仕事を進める癖をつけないとどっかでパンクしてしまいそうだし、若干している。お客さんに迷惑をかけたこともあるし。確かに仕事量はやたらと多いんだけど、一人の分ペース配分だけは管理しないといけないと思う今日のこの頃なのです。


私は中高と私立の一貫校に通っていたのですが、6年間の学校内の順位はまさに上の図でしたね。
そこそこの順位から始まって、ズルズル落ちて、6年間の丁度間の中3と高1の時の成績は本当に最悪で、高3の2学期にぐいっと伸びて終了。

夏休みの宿題なんかも大体配られて1週間ぐらいはすごいやるんよね。で、余裕かます。放置につぐ放置で気付けば夏休みが終わりそう。徹夜で仕上げるってパターン。

よくないんよねえ。こうゆうの。なんとかならんかいな。
ラストスパートに自信を持つのは結構ですが、そこに過剰な期待をするとか、前回もなんとかなったから今回もなんとかなるとか、徹夜すればいいとか、土日やればいいとか、水曜日中に送りますっていうのは木曜日の相手の出社前に送ればセーフだっていう発想とかもうやめにしよう。

頑張るぞ。
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