Libero come un gatto

ゆるゆると生き長らえたい、イタリアの猫のように。

2013年06月

ジェーン・スーが語る アラサー女子と『不倫』

不倫はよくないのです。
世間一般的な倫理観に照らし合わせると。

ただし当人たちが秘密にしてれば、世間の皆様に糾弾されることもないわけです。

もちろん配偶者の知るところとなればそれ相応のものは失うでしょうが、あくまでもバレないと仮定した場合はリスクがないのかというとそうでもない。

おしなべて言えば、一般的には未婚だった側、多くは未婚女性側にとってリスクが大きい。

それが所謂結婚適齢期なるものに差し掛かっている方だと一生かかっても返しきれない借金を背負うことにもなりかねません。

だからそういう話を聞く度に私は知らない誰かであっても大層心を痛めるのです。
悲しい事件をニュース番組で見たように心を痛めるのです。

あなた方の周りにもいるのではないですか?
同期のあの子、派遣のあの子、先輩、後輩?でも聞けない。
そんな不倫男の餌食になっている女性方に是非これから紹介する内容を伝えていただきたい。

メールで伝えるとか、URLを書いたポストイットをデスクに置くとか、離席の間にブックマークに忍び込ませるとか、ねえねえこれ面白いよって知らぬを演じて見せるとか。
このブログの存在を無邪気に伝えて、それとないタイミングで私が不倫特集を組むとかして。


今回登場頂くのはオレたちのジェーン・スー!

最近ちょこちょことテレビにでも出始めておりますが、彼女の真価はラジオにて発揮されます。

その語り口と話の構築力、随所に入る名言の数々、言葉選びの巧みさ。
話す上において最も大事な説得力が凄まじいと思います。

これが正解では勿論ありませんが、ある一つの解であるとは言えるでしょう。

では、リンク先にてTBSラジオHAPPY SAD出演時の
「ジェーン・スーが語る アラサー女子と『不倫』」
をご一読ください。

http://miyearnzzlabo.com/archives/14615

長くて読めないという方にはこちらのダイジェストを読んで頂き、読む気を奮い起こしてからもう一度リンク先(原著)にトライしてください。



そんな川瀬さん、30になったわけですよ。でもさっき川瀬さん、言ってたじゃないですか。「女の方が男より嘘つくのも、嘘を見抜くのも上手い」って。言ってたでしょ?その女より唯一嘘つくのが上手いのが、『不倫男』なんだよねー!

20代っていうのはね、もうそこにいるだけで女として価値がある、人間として価値があるって思われがちなわけですよ。それがもうね、ビター!って30っていう札を付けられた途端にね、女としての値崩れが始まるわけですよ。

「昨日と今日の私の何が違うの?」って言われても、何も変わらないんですよ?でも、ビター!って札が付くわけ。

それで結局30女ってのは、『女の下座人生のスタート』なんですよ。

30女っていうのはどういう存在かというと、自分がもう30になったからといって、適度にわきまえていて、適度に飢えていて、適度に寂しく、適度にエロいわけですよ。そんな物語なわけですよ。

真面目な女ほど、そこそこ上昇志向があるわけですよ。で、努力家で。結果的にどうなるかっていうと、同世代の男がみんな頼りなく見える。

同世代の男っていうのが本当に頼りなく見えるわけですよ。で、結局ね、それでいて頼りないと言いながら、まだまだ無条件に愛されたい、甘やかされたい・・・つまり、半分大人で半分子供?

で、そこの隙を突いてくるのが既婚者なわけですよ。

『余裕』『テクニック』『財力』、全てをとっても同世代の独身男よりは既婚男の方が上なの!

楽しませ方が上手い。見栄の張り方が上手い。嘘のつき方が上手い。腹の見せ方が上手い。甘えるのも甘やかすのも上手いんですよ。

でね、実生活に女が当たり前のようにいる男ってのは、変に緊張しないですよね。適度に図々しいし。ですよね。これ、結婚して奥さんが家にいるから、「もう!そんなこと言わないでよ!」みたいな軽口も叩けるわけですよ。だから結局ね、そういう男が何するかっていうと、女の扱い方をよく知ってるわけですよ。どのボタンを押せば女がどう動くかってのを、すごくよく知ってるんです

で、そういう男がまず30女に何を言ってくるかっていうと、『キミは特別』戦法で来るわけですよ。

『You are Special』。

ビビらずにグイっと肘を入れてくるんですよね。で、「キミは何だか特別な子なんだよね。」みたいなことを言ってくるの。そうすると、さっき言った真面目で努力家で評価されたい女っていうのは何をするかっていうと、私は『既婚』というハードルを越えてでも付き合いたい何かがある、特別な女なんだ!って勘違いをさせるわけですよ。

結局だから何かって言うと、女の扱い慣れているっていう既婚者のテクニック、女に慣れてるってことは金では買えない至上の価値なんですよ。

『キミは特別。でも内緒だよ。』って言って、『分かった、内緒。』ってなっていくと、どうなっていくか?

実際に不倫が始まると、とにかく人間ね、隠し事が好きなんですよ。隠し事があると燃える体質。

あとね、何でやっちゃいけないかっていうと、一番は、とにかく全てにおいて舌が肥えるんですよ。いきなり旅行に連れてかれたりとか、ものすごくいいご飯を食べさせてもらったりとか、車でビュー!っと連れて行かれたりとか。非日常をガンガン演出する。向こうの男はだって、非日常がほしいんだもん。

そんなに頻繁に会えないんだもん。3回分のデートを1回につぎ込めばいいんですから。誰にでもできますよ。

言いたかったことは、『川瀬さん、気をつけて!やってもいいけど、ハマっちゃダメ!』それだけです。楽しいから!死ぬほど楽しいんですよ。

死ぬほど。蜜の味ですよ。本当に。

だから、30から35ぐらいの間に、ただ不倫をどっぷりやっちゃうと、もう屍だらけなんですよ。35ぐらいから。やつれた女の屍だらけで山手通りとか埋まってんですよ。


不倫女とはそんな物語なわけですよ。

ということで原著にあたりたい方はこちらへどうぞ。

http://miyearnzzlabo.com/archives/14615

2013年5月の映画記録

2013年5月の映画記録です。

リバイバル上映で是非見に行きたい映画があるのです。
1つは「アラビアのロレンス」
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もう50年も前の映画ですが、古典中の古典の大傑作です。
「午前10時の映画祭」という名作映画ばかりを集めた特集上映が全国で始まってもう3年目なのですが、遂に本作もそこにラインナップしたという訳です。
6/15〜6/28の2週間、東京では六本木ヒルズで上映です。4時間ほどの大作ですが、クオリティはお墨付きなので暇を持て余す私のような者だけでなく、一生ものの体験として是非劇場へ。

そしてもう1つは大好きな作品である「サニー永遠の仲間たち」
内容は以前紹介している(45番目)のでそちらを見てください。
この中で、過去の自分が現在の自分にメッセージを送っているビデオを見るシーンがあるんだけど、涙腺ゆるゆる。んで、それを劇場で味わいたい。
でもこれ池袋の新文芸坐で7/4のワンチャンスっていう過酷な条件、しかも平日。遅いのでいいから見に行きたいなー。

過去の作品をDVDで見て「なんじゃこりゃ!」っていう名作に出会った時の劇場で見逃した自分に対する後悔は異常。

52.In the bed room (2002)
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マリサ・トメイですよ。まあなんて素敵なお方でしょうと再三繰り返してきておりますが。

一回り以上も年下の青年と付き合っていたナタリーだが、彼女の元旦那は離婚後もしつこく付きまとってくる。ある日、ナタリーの家で彼と元旦那が鉢合わせし、彼は殺害されてしまう。残されたナタリーと彼の両親は深い悲しみに落ち、特に両親は生活に支障をきたすようになるが、殺害のその瞬間を目撃したものがおらず、殺人罪ではなく、銃の暴発という形で事件は終息する。恨みを連ねる両親は遂にある計画を実行する。

とまあこんなお話ですが、正直細かく覚えていません。

非常に地味な映画ですが、淡々と進行する中にどんよりした塊のようなものが沈んでいる感じです。

☆☆☆


53.ドラゴン・タトゥーの女(2011)
ドラゴン・タトゥー

007のダニエル・クレイグ主演です。
記者をしている彼のもとにとある富豪の一族から、過去の事件に関する調査をして欲しいと依頼される。それは一族から疾走したある女性の行方に関するものであった。そんな彼のアシスタントとしてやってきたのはドラゴンのタトゥーを入れた天才ハッカーの少女だった。。。

面白い。
過去の事件の謎解きをストーリーの中心に据えて、主役2人の葛藤や直面する問題を描きつつ、2人の距離感を上手ーく表現している。

このハッカー役のルーニー・マーラさん。
かっこ良すぎだけど怖い。是非とも敵に回したくないけど、彼女はオレを気に入るとも思えない。
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普段はこんなに可愛いのに。

で、2人の距離感がなんとも切ないんだなー。最後のほうなんてね、おじさんマーラちゃんの味方になってるから「勇気出して言っちゃえ!」なんてお節介焼き役の女子高生みたいな気分よ。

☆☆☆☆

54.プロジェクトA(1983)
プロジェクトA

組織の中で海兵隊と警察隊が衝突するんだけど、海賊が出てきてるから「やっぱジャッキーお前頼むぞ」っていういつもの展開で、いつものごとくジャッキーが大暴れしてくれます。
もちろんサモ・ハン・キンポーも出ます。

大変安心して楽しめます。

これだよジャッキー映画はこうでなくっちゃと思わせてくれる一本なので皆様にオススメです。

☆☆☆

55.セデック・バレ(2013)
セデック・バレ

日本が台湾を統治していた時代に実際に起きた、原住民族による最大の反乱事件「霧社事件」をテーマにしたほぼ史実に基づく映画です。霧社事件について詳しくはこちら

まずその事実に驚くし、知らなかった自分が恥ずかしい。

映画は本当に素晴らしいです。役者さんなんかもうそのままの人としか思えないぐらいのリアルな感じ。今でもいらっしゃるセデック族の方を実際にキャスティングしたそうで、役者としては素人だそうな。ビビアンスーも出でいて彼女もセデック族の血を引いているんだって。

日本の台湾統治時代に以下に彼らの文化を侮辱してきたか。
その中でも耐え忍び、我慢して生きてきて、自分たちの文化に誇りを持ち続けてきた人々。そんな彼らが遂に誇りをかけて日本軍に襲いかかる。日本側は40人の死者を出したそうな。

死生観が1つのキーになっていて、如何に誇り高く戦って死ぬかというのが彼らを奮い立たせるモチベーションになっています。それがいかにも力強いんだけどどう見ても絶望的なんよね。でも彼らの目は全然光を失ってなくて。。。
4時間半でしたがあっという間に終わってしまいました。

☆☆☆☆

56.フローズン・リバー
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アメリカ北部の田舎町で生活する主婦は旦那のギャンブルのせいで貧困な生活を強いられている。ある時偶然であったモホーク族の女性から一緒に仕事をしないかと誘われる。その仕事とは不法移民の越境の手伝いだった。。。

暗い。超暗い。
どんよりしてて登場人物誰も幸せそうじゃなんだけど、描写が丁寧で俳優さんもすごく上手くて。
見応えはありました。

もう主人公の主婦が結構どうしようもないやつなんだけど、最後に、本当最後に人のため(自分で撒いた種だが)に動く。危険を冒して救いに行く。

どうか彼女の気持ちは報われて欲しいなあと思うわけです。

☆☆☆

57.イリュージョニスト(2010)
イリュージョニスト

マジックをしながら各地を転々とする中年の男がとある旅先の酒場で少女と出会う。
少女は彼を本当の魔法使いと信じ、こっそりと後をつけ旅に一緒に出てしまう。田舎からパリに出てきた少女は奔放に振舞いそれを彼がマジックをやりながらなんとか支えていくがやがて彼は少女の元を去る決意をする。。。

まず画が本当に優しい。見ているだけで暖かい雰囲気が伝わってくるようですごく素敵です。
そしてこの映画はほとんどセリフがありません。
本当に最低限の言葉だけで、あとは表情とかジェスチャーで感情やコミニュケーションを伝えようとしています。

内容は心温まる部分と現実的な問題に向きあう悲しい場面とでかなり気持ちは揺さぶられますが、とてもよく出来ていると思います。

ただこの少女の奔放っぷりがちょっと鼻につくというか。
お前、大概にせえよと。おじさんも教育的指導の一つでもいれんかと思います。

ただラストは本当にせつないです。

☆☆☆

58.ショーン・オブ・ザ・デッド(2004)
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ゾンビ映画の金字塔「ドーン・オブ・ザ・デッド」のパロディ作。

このブログでも「ドーン・オブ・ザ・デッド」はアメリカ的だみたいなことをちょろっと書きましたが、本作の舞台はイギリス。
アメリカではショッピングモールに立てこもりましたが、じゃあイギリス人はどこに立てこもるかっていうと、

それはパブ。

「そうだあのパブに立てこもろう!」みたいな感じでゾンビを避けつつパブに向かいます。

で、楽しそうに酒を飲んだりするっていう。
上の画像はパブに向かう直前にゾンビに気づかれないようにみんなでゾンビの真似をしているところ。

とっても愉快な作品です。

☆☆☆

59.ホットファズ 俺達スーパーポリスメン(2007)
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上のショーン・オブ・ザ・デッド、そして宇宙人ポールと同じ製作者&主演の警察コメディです。
まあ、期待通り超面白いのよ。

超優秀過ぎてみんなに疎まれてロンドンから田舎へ左遷された刑事と、田舎の警察所長のボンクラ息子で映画マニアの刑事が、田舎村で起こる連続殺人事件を解決していくというもの。

事件の方は結構どうでもよくて、大事なのはこの2人の主役の関係ね。

このボンクラ息子は映画のワンシーンとかにすごく憧れがあって、それが事件を解決していく中でどんどん叶っていくの。まあ、そのうれしそうな顔。
よかったなーお前って。

☆☆☆☆

60.アルゴ(2012)
ARGO

今年のアカデミー作品賞ですね。
うん、おもしろかった。これが事実ってのがまず一番の驚きね。

☆☆☆☆

61.裏切りのサーカス(2011)
裏切りのサーカス

諜報機関の幹部の中にいる裏切り者を引退した幹部の1人が捜索する物語。主役はダークナイトのゴードン刑事でお馴染みのゲイリー・オールドマン。

すごく地味な映画で派手なアクションもないんだけど、ものすごく面白い感じだった。

正確に言うと全部見たんだけどちょっと意識が飛んでて細かいところを覚えていません。

もう一度見たら確実に☆が増えるんだけど、このブログの適当さに免じて許しておくれ。

オススメ!

☆☆☆

62.アウトレイジビヨンド(2012)
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北野武監督のヤクザモノ第2弾。前作の椎名桔平の死にっぷりはとてもよござんしたね。
今回は前作の続きということで、山王会と花菱会の抗争を悪い刑事が操ろうとしているところに大友組組長(北野武)が出所してきてという感じです。

今回誰が良かったかって、そりゃ加瀬亮と中野英雄さんですね。
加瀬亮のキャンキャン吠えっぷりは弱い犬ほどよく吠えるを見事に体現していてすごくいい。
死に方もいい。ちょっと叙情的な風にも取れる。俳句でも読もうかなって。
中野英雄さんはもう前回の指詰めシーンが最高だったんだけど今回も指詰めシーンが最高でした。
前の時はカッターでやろうとして「痛って!」って叫ぶという名シーンが有りましたが今回のはビックリでしたね。わーおっていうかみんなそりゃ納得するわ。

☆☆☆

63.猿の惑星 創世記(ジェネシス)(2011)
猿の惑星


猿だよ猿。これからは猿の時代。
いや、マジで。
だってカッコイイから。リーダーシップも発揮しまくり。

シーザー(チンパンジー)が。

ゴリラ先輩の決死のダイブ。
マジ涙。

対する人間。
超クズ。

もういい。

これからは猿だよ猿。

☆☆☆☆

64.ハンコック(2008)
ハンコック

嫌われ者で自己中のスーパーヒーローがとあることがきっかけでみんなに好かれるようになるっていう雑なストーリーの紹介。
まあ出張先のホテルでたまたまやってたのをみたぐらいなのであまり興味はありません。
このハンコックをいいやつにプロデュースしようと広告代理店の男があれこれ計画をするんだけど、この男の妻がなんとシャーリーズ・セロン。

そう。ヤング≒アダルトのメイビス役でお馴染みのシャーリーズ・セロン。

もうこの奥さんがメイビスにしか見えなくてね。なんだか不憫よーって。

☆☆

65.007 私が愛したスパイ 第9作(1977)
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007シリーズです。
今作は舞台がなんとエジプトとイタリアというわけで私としては必ず抑えておかねばならない一本です。
「シュクラン」とかちょろっと出てきて「おー」ってなりました。
ちなみにみんな大好きイブントゥールーンモスクもちらっと登場するので是非ご覧下さい。

007シリーズ制覇まであと15作。


☆☆☆

66.ふがいない僕は空を見た(2012)
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主婦との不倫の関係にはまり、それが後に大問題に発展してしまう高校生。
彼の不倫相手は姑に子供が出来ないことで人格まで否定されている。
彼の同級生は貧困に苦しみつつもバイトを重ねて必死に生きようとしている。
彼の母親は自宅で産婦人科を営み日々命を向き合っている。

この4人のお話。

生きていくことは本当にままならないのだけれど、

それでも前を向いて生きていかなくちゃならない。

性と生。

もうね人間として生まれた以上これは切っても切れない訳。

これと向き合っていかなくちゃしょうがない。

いいとは噂に聞いてたけど、こんなに深い感動と重い問いかけを与えてくれる映画とは思っていなかった。

ものすごいオススメです。田畑智子が超かわいいし。

いや、本当に思った。そりゃあ芸能人にいくらでも可愛いと思える人はいるんだけど、
演技の中でこんなに可愛く思える人もなかなかいないなと。

そして気合の入りまくったベッドシーンね。
乳首を出すか出さないかでウダウダいってる演技の出来ない女優はさっさと消えろってなもんです。

ただ、結構激しい18禁なので家族団欒に放り込むと部屋が凍り付くので要注意。

☆☆☆☆☆


67.ヤング≒アダルト(2012)
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改めてクドクド書きませんが、本当にいいよこれ。
前回から☆1つ増やしました。
あーメイビス、よしよしって感じ。
誰でも誰かに今の自分を肯定して欲しいよねー。
メイビスは可哀想なんだけど、こういう所は誰にでもあるしねー。

☆☆☆☆☆

一億総ブス時代(アム調べ)

今、私の中でも最もホットなサイトを前回ご紹介しました。

AM(アム)です。
http://am-our.com/

オールコートで攻めてきているというような表現をしましたが、最近深く読み進めるたびに攻めどころか守りもオールコートだなと、完全無欠感をひしひしと感じます。

6月の特集は「出会いがないのはあなたのせい」

うむ。十分信頼出来る特集である。

そこで過去の特集にも目を向けて見ることにしました。
そこで発見してしまったのです。アムの原点を。

昨年の9月のアムの初めての特集です。

「ブス」

なんと驚きのブス特集。正確には脱ブス特集。

全部言うと
「脱ブス ブスやめますか?それとも女やめますか?」

もうこれだけで心が折れそう。
以前もananに苦言を呈したことがありますけど、美醜の問題ってすごくセンシティブだと思うのよね。
それをananは偽善的なスタンスだったから私も怒りを露わにしたんだけど、アムはもう清々しい気持ちになるよね。

ブス!

大変細かく特集が組まれているので、俺達のガラスのハートにグイグイささってとても抜けそうにないアムの攻めの姿勢をどうか受け止めて欲しい。

・「ブス」は状態であって、最終形態ではない。誰でも成りうる落とし穴

ブスは状態という全く新しい概念。そしてブスはあなたの日常のすぐ側に潜んでいるのだ!

・ブス徹底解剖  もしかしたらあなたもブスかも!?

そしてブスをなんと解剖。ターヘル・アナトミア of ブス。
杉田玄白もさぞ驚くであろう。

・ブス分布図

もういよいよ怖い。ブスが丸裸にされていくわけ。。。

このブス分布図を載せますね。
da672788

ここまでくるとおじさんもうよく分かんない。
どうやら森ガールはブスらしい。ヤリマンもブスの仲間らしい。
あんま芸人気取りの人も見たことないけど、これもブス。
あと元エビちゃんね。どうなんだ。今はなんなんだと。問いたい。

一番気になるのは「負け犬」ね。負け犬=ブスっていうもう身も蓋もない感じ。
いや、そこはそっとしてやろうよ。本人も不本意なんだろうし。
優しさもたまには見せてほしいなーアム。

あと、私ならananブスとかも入れるかも。

いやーそれにしてもほんとグイグイ来てる。

詳細は以下よりご確認願います。自分はブスなのかそうではないのか?

ブス or not.
http://am-our.com/special?ym=201209

初回からこの特集だからねー。
すごいよ。
なんとか仲間に入れてくれないかなー。いい仕事するよオレ。

素敵ビッチという思考

男性にとってエロはファンタジーの要素が大きいです。

10代でその意味が分からずとも、分別ある大人の男性になるに従い、ファンタジーとそうでない部分の切り替えと線引を心得るようになります。

そして意外とリアルな部分というのはファンタジーというスケープゴートにより表に出てこない事が多いのです。

ところが、女性はどうやら違うようだというのが私の考えです。

もちろんファンタジーの領域はあるにはあるのですが、どちらかと言えば現実的。

言い換えると生々しさが寄り添っているような。

それでいて妙にポジティブで、ポップな印象すら受けることもあります。

そう、秘めたると言うよりはオープンスタンスの方が現代的な女性なのではという価値観が徐々に刷り込まれて(もしくは刷り込ませようと)いっているような感すら受けます。

婦人公論別冊快楽白書然りananの夏の恒例sex特集然り。
さらに女性誌に目を通せば、隙あらば性に関する話題を放り込んでくるわけです。それも日常に。

例えば今月のグラマラスの表紙。
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左下にいますね。
「自分の欲望にもっと素直に やっぱりセックスって楽しい!」

なんでこんなにポップでポジティブでいられる訳?
エロ=ファンタジーを信条とする私としてはどうも疑問を抱かずにはいられない。

週刊SPAなんてこんなんよ?
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「恥じらいエロス考現学!」
とか
「死ぬまでセックスブームを大検証!」

ほんとね。心底どうでもいいし、ファンタジーっていうか妄想の世界ね。

まあこれはおっさんが読む雑誌だけど、若い男性向けの雑誌にもエロ特集はなかなか出てこない。
メンズノンノとかに「自分の欲望にもっと素直に やっぱりセックスって楽しい!」ってあったらおかしいから。

すごく不思議なわけですよ。


そこでこのサイトですよ。
「アム」 http://am-our.com/

今私が最も注目する問題サイト。
もうね今月の特集すごいよ。パリとかじゃない。

6月は出会い特集「出会いがないのは、あなたのせい」

出会いのチャンスとかものにするとかじゃない。まずはお前。お前自身の見直しから始めるべき!っつってんの。
もはや出会い特集じゃなくて、今月は自己分析に充てますって感じ。

攻めてるね。

私なんか一生出せないような概念とか名言が随所にあるわけ。

「奥深き四十八手の世界。ただ繋がってるのはもったいない!」
四十八手すら貪欲に攻めてくる。男の雑誌でも昔見たことあるけど、それは言ってみれば彼女にいろいろさせようっていう魂胆なんだけど捉え方が違うもん。

もったいない!

MOTTAINAI!

そう来たかって。
さらに、「ただ繋がってる」っていう概念ね。斬新過ぎて言葉も出ない。

言える?そこの女子?
「ねえ、ただ繋がってるだけじゃもったいなくない?」って。言えれば貴女もアム系女子。


もうこのサイトはオールコートで攻めまくりなので、どこから突っ込もうかって感じなのですが、
例えばここ
キーワードは「準備」。まあ、セックスに対する準備の話ね。

名言続出だから気をつけて。

 柔軟性、血行、筋力は、健康的であるほど、セックスも楽しめるのは事実。
よりよいセックスを求めるなら、「日常生活は壮大な前戯」と意識して。

 そして感度を高めるためには、イメージトレーニングも大事。
(中略)セックス開始と同時に軽やかにスタートダッシュが切れます。


私の友人の素敵ビッチの中には、、、

今この瞬間すら壮大な前戯の一部なのかと、スタートダッシュってなんぞやと、そして素敵ビッチという全く新しい概念。

唐突に言われてもね。素敵ビッチに反応できない。


あと最後に引用するんだけど、もう自分でもなにやってるかよくわかってないからね。
オレはどこまで許されているのかって自問自答よ。

もっぱらエロ=ファンタジー路線でやってきた私ですけど生々しさに関しちゃド素人なわけで。引用したくても躊躇するようなこともあるんですよ
でもね。面白いの。なんとか笑いに昇華できた。リアルなまま受け取ること、ここに記すことは難しいけどファンタジーとしてなら出来るかもと思った。
というわけで最後に爆笑したところを引用してもう寝ます。

あると便利なのは、ウェットティッシュ。
シャワーが浴びれない時に自分のデリケートゾーンを洗浄したり、セックス後のペニスのティッシュのこびりつきをササッと拭き取ることもできます。
男性がティッシュのこびりつきに苦戦する姿は愛らしいですが、ちょっと間抜けなので、さりげなくウェットティッシュを差し出してあげて。




こびりついたティッシュの話を日常に持ち出すな!それに苦戦などしていない!
ん?持ちだしたのはオレか?

なにか狂ってると思います。

私はファンタジーで十分です。
プロフィール

ケニー

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