明日は参議院議員選挙の投票日です。
選挙の度に見ているアニメがあります。
サウスパークSeason8、第8話の選挙をテーマにした「Douche and Turd(浣腸とウンコ)」というエピソードです。
とんでもないタイトルですが、サウスパークが常にそうであるように、社会的に重要なテーマを噛み砕き、一見くだらないエピソードにしつつも重要な要素だけはきちんと分かりやすく提示し、そこに内在する問題や批評的な目線を表面化するという恐るべき脚本のクオリティにより選挙とはなんたるかを私に教えてくれます。
ストーリーはサウスパーク小学校のフットボールチームのマスコットに対する抗議が発端となります。
サウスパークカウズのキャラクターは牛のビリー。子供たちに大変人気があったのですが、動物のマスコットであることがPETA(People for the Ethical Treatment of Animals:動物の倫理的扱いを求める人々の会)により動物虐待であるとの勧告を受け、廃止されてしまいます。
そこで急遽動物以外のマスコットを提案しようと主人公たちは考え、その結果2つのマスコットが候補に上がります。
それがタイトルの「浣腸とウンコ」です。
正確には巨大浣腸とウンコサンドウィッチのマスコット争いとなります。
投票によってマスコットを決定しようとしますが、主人公のスタンが「こんな下らない選挙には投票しない」と発言します。
スタンの家族は投票することの大切さを問いますが、スタンは「投票することの重要性は分かるが、それが浣腸かウンコを決める選挙ならオレは投票しない」と言います。
パフ・ダディの「Vote or Die」による脅迫により、一旦は投票をする事を決意しますが、投票をさせようとする人々が結局は自分の都合のいい方へ投票させたいことが明らかになるとスタンは再び投票をボイコットします。
結果的にスタンは追放となります。投票する意思を持った時にのみ帰ることを許される。
馬の背に目隠しして乗せられたまま彷徨うスタンは遠く離れた所でとある人々に出会います。
彼らはスタンの姿を見るなり、「まあ、なんて可哀想な。すぐ助けてやらないと」とスタンに駆け寄り、スタンを馬から引きずり下ろし、馬に優しい言葉をかけだします。
そう、奴らはPETAだったのです。
彼らは動物を愛し、動物を伴侶として暮らしています。
そこでの生活にもちろん馴染めないスタンは選挙への思いをぶつけます。
「浣腸とかウンコとかならどうでもいい」と。
すると彼らは答えます。
「常に巨大浣腸とウンコサンドだぞ。ほとんどの選挙がクソや浣腸みたいなものの中から選ぶんだ。政治なんてそんなもんだ」と。
そこに再びパフ・ダディが現れるのですが、毛皮のコートを着ていたことにPETAが抗議したことからパフがPETAを一掃します。
ようやく選挙の意味を朧気に理解し投票の決意をしたスタンは学校へ向かい、ウンコサンドウィッチに投票を行いました。
結果、圧倒的な大差で巨大浣腸が勝ち、スタンは「自分の票に意味はなかった」と言うのですが、スタンの両親は「自分が投票した候補者が勝つかどうかが大事なのではない。お前の票には意味があるんだ」と説きます。
ところが、PETAが全滅したことを皆が知り、マスコットは再び牛のビリーに戻ることとなり、スタンの「オレの票は意味がなかった」という一言でストーリーは締めくくりです。
動画は以下のサイトでご覧になれます。
http://say-move.org/comeplay.php?comeid=4346
選挙の度に見ているアニメがあります。
サウスパークSeason8、第8話の選挙をテーマにした「Douche and Turd(浣腸とウンコ)」というエピソードです。
とんでもないタイトルですが、サウスパークが常にそうであるように、社会的に重要なテーマを噛み砕き、一見くだらないエピソードにしつつも重要な要素だけはきちんと分かりやすく提示し、そこに内在する問題や批評的な目線を表面化するという恐るべき脚本のクオリティにより選挙とはなんたるかを私に教えてくれます。
ストーリーはサウスパーク小学校のフットボールチームのマスコットに対する抗議が発端となります。
サウスパークカウズのキャラクターは牛のビリー。子供たちに大変人気があったのですが、動物のマスコットであることがPETA(People for the Ethical Treatment of Animals:動物の倫理的扱いを求める人々の会)により動物虐待であるとの勧告を受け、廃止されてしまいます。
そこで急遽動物以外のマスコットを提案しようと主人公たちは考え、その結果2つのマスコットが候補に上がります。
それがタイトルの「浣腸とウンコ」です。
正確には巨大浣腸とウンコサンドウィッチのマスコット争いとなります。
投票によってマスコットを決定しようとしますが、主人公のスタンが「こんな下らない選挙には投票しない」と発言します。
スタンの家族は投票することの大切さを問いますが、スタンは「投票することの重要性は分かるが、それが浣腸かウンコを決める選挙ならオレは投票しない」と言います。
パフ・ダディの「Vote or Die」による脅迫により、一旦は投票をする事を決意しますが、投票をさせようとする人々が結局は自分の都合のいい方へ投票させたいことが明らかになるとスタンは再び投票をボイコットします。
結果的にスタンは追放となります。投票する意思を持った時にのみ帰ることを許される。
馬の背に目隠しして乗せられたまま彷徨うスタンは遠く離れた所でとある人々に出会います。
彼らはスタンの姿を見るなり、「まあ、なんて可哀想な。すぐ助けてやらないと」とスタンに駆け寄り、スタンを馬から引きずり下ろし、馬に優しい言葉をかけだします。
そう、奴らはPETAだったのです。
彼らは動物を愛し、動物を伴侶として暮らしています。
そこでの生活にもちろん馴染めないスタンは選挙への思いをぶつけます。
「浣腸とかウンコとかならどうでもいい」と。
すると彼らは答えます。
「常に巨大浣腸とウンコサンドだぞ。ほとんどの選挙がクソや浣腸みたいなものの中から選ぶんだ。政治なんてそんなもんだ」と。
そこに再びパフ・ダディが現れるのですが、毛皮のコートを着ていたことにPETAが抗議したことからパフがPETAを一掃します。
ようやく選挙の意味を朧気に理解し投票の決意をしたスタンは学校へ向かい、ウンコサンドウィッチに投票を行いました。
結果、圧倒的な大差で巨大浣腸が勝ち、スタンは「自分の票に意味はなかった」と言うのですが、スタンの両親は「自分が投票した候補者が勝つかどうかが大事なのではない。お前の票には意味があるんだ」と説きます。
ところが、PETAが全滅したことを皆が知り、マスコットは再び牛のビリーに戻ることとなり、スタンの「オレの票は意味がなかった」という一言でストーリーは締めくくりです。
動画は以下のサイトでご覧になれます。
http://say-move.org/comeplay.php?comeid=4346