2013年11月と12月の映画記録です。
いよいよ年の瀬になってきました。
といってる間におたおたしていると年の瀬から年明けになってしまいました。映画は見ているものの全然まとめておらず、もういいからとりあえず2か月分さくっとまとめます。
そのほかにもブログのネタはあるのですが筆を真剣に持つ機会を作れず大変反省しております。
なんだあいつはちょっとあれがあれするとこうやってあれをあれするのかなんて言われないよう今年も頑張る所存です。
例年の婦人公論は一旦置いといて、まずは昨年の清算をしていきます。あとねこんなに映画見たんだからちょっとランキング的な総まとめもね、やりたいなーなんて思っています。
11月
101.フォローミー(1972)(3回目)

何度もご紹介している気がしますので改めて紹介しませんが、私の生涯ベストに近い映画です。
本当に大好きなんですよ。
ミアファローはかわいいし、そのたどたどしい演技がばっちり。そしてトポルさんの愛らしさと言ったらもうね。最高の笑顔です。
☆☆☆☆☆
102.いつも二人で(1967)

ヘップバーン映画は「ローマの休日」「ティファニーで朝食を」以来3作目。
結婚生活を長くしてきた夫婦がドライブ旅行中、二人の出会いからこれまでの様々場面を現在と過去を交錯させながら描く。
これは上のフォローミーと合わせて某お方にプレゼントさせていただきまして、現在鑑賞済みかどうか知りませんが、折に触れ見返していただけると有難く思います。
☆☆☆☆
103.マトリックス(1999)

説明不要のマトリックスですが、今更初見でした。昔々、私が高校生の時に友達と一緒にビデオを借りて見始めたものの早々に二人とも寝るという思い出深い映画です。
非常に今見てしまったことが残念なんですよね。マトリックスの世界観というものがかなり浸透というかある意味ありきたりになってきてしまっている現在、新鮮さをどこまで受容できるかなと思っていたけど、やっぱり衝撃はそれほどではなかったです。
随所にかっこいいシーンはあるんだけど、全体のストーリーがすごいとかではないので、ある意味その世界観とクールなルックスが魅力なので、印象としてはまあまあ。
でも見ることは決して無駄ではないので、続編のリローテッド、レボリューションも見ていこうと思います。
☆☆☆
104.ライフイズビューティフル(1997)(2回目)

遠い昔に見たのをなんとなくテレビでやっていたので鑑賞。生涯ベストとかに挙げている人を雑誌とかで見るけど、改めて見返すとそこまでの映画じゃない気が。いいとは思うけど稲妻には打たれた気が全くしない。
☆☆☆
105.野蛮なやつら(2012)

まず脚本がめちゃくちゃでした。二人の青年と一人の女性が始める麻薬ビジネスのが引き起こす事件と女性の誘拐による三人の恋愛模様を描いていますが、見ている内にどんどん興味がなくなっていき最後はどうでもよくなります。成人指定なのですが、冒頭のsexシーンがもう気が抜けた感じで、暴力描写も目新しくはなく無駄に残虐だったりします。全然ゾクゾクしません。更にジョントラボルタはなんかもうだめですね。やたら押しが強い割に中身が無いというか。。。
☆☆
106.エイリアン3(1992)

リプリーVSエイリアン第3ラウンド!
今度は僻地の星にある刑務所で遭遇!前科者たちと組んでエイリアン退治に奔走します。ラストは女王エイリアンとの心中で決着がついたはずだが、、、
☆☆☆
107.キャビン(2013)(4回目?)

とにかく一回でも見ればあなたが好きかどうかは別にして生涯忘れられない一本になることは確実なので、映画というもののエネルギーやパワーを感じたいのであれば是非ともご覧あそばせ。
☆☆☆☆☆
108.悪の法則(2013)

リドリースコット監督でマイケルファスベンダーやブラッドピット、キャメロン・ディアスなどの有名な役者陣が多く出演している本作品。
メキシコの麻薬組織とのビジネスに小遣い欲しさに出資してしまっった弁護士がとある事件を境に正体の見えない組織に命を狙われ、やがてその標的は仲間たち全てに向けられてゆく。
ほとんどが会話中心で派手な場面は少ししかありません。
徐々に迫り来る組織の影とメキシコという土地とに恐怖を感じます。見終わった今、劇中の会話が暗示していることについて改めて見返したいのでDVDを心待ちにしています。現時点では半分も理解していません。
ただ、凄みを感じる!
←これはとっても大事なのです。なんか分からんがすごいものを見た気がする感。2001年宇宙の旅とかタダ事でない感じするもんね。ものすごく哲学的な映画だけど。
☆☆☆
12月
109.高地戦(2012)

やはり韓国映画のポテンシャルほ高いと再確認しました。
朝鮮戦争末期の38度線上に位置する高地の支配権を巡る攻防と兵士たちの民族を超えた交流、かつての仲間を豹変させてしまった想像を絶する過去、そしてなによりも全体を通して戦争というもののどうしようもないやるせなさと無情さをものすごくハイレベルに描いています。
そしてこれまで歴史に封印されてきた最後の24時間に起こるあまりにも無情な戦争というシステムの結末に涙は隠せないのであります。
☆☆☆☆
110.ライフ・オブ・パイ(2013)

こんな話とは思っても見なかったよ!byオレ。
インドからカナダに向かう船が沈没し、虎と共に漂流することになったパイ少年のお話。
宇多丸さんのお話を聞いてようやくどういう話か朧気に理解しました。
物語の役割ってなんだろうか。
☆☆☆☆
111.レア・エクスポーツ〜囚われのサンタクロース〜(2010)

フィンランドのクリスマス映画です。
☆☆☆
112.CITY OF GOD(2003)

10歳にも満たない子供が銃を持ち強盗をする。車が通れば集団で運転手を暴行し、金と車を奪う。
そんな暴力だらけのスラム街で育った少年たちの青年期までの生活を生々しく描く。
本当にこんな世界があるのかというほど我々の理解を超えた世界です。
暴力と金と麻薬とSEXそして名誉のみにしか興味を示さない人たち。
そんな中でカメラを手にすることで自由な世界を手に入れた少年のお話。
そしてこれが実話という驚き。
☆☆☆☆
113.ゼログラビティ(2013)

まず言わせて欲しい。
私の生涯ベスト級の映画に出会ってしまいました!!
ハッブル宇宙望遠鏡の修理プロジェクトのためスペースシャトルから船外作業を続けるクルーたちを破壊された人工衛星の破片の嵐が襲い、クルー達は宇宙空間に放り出される。
ここからどうやって地球に帰るのか。たったそれだけのお話。
でもその中に宇宙空間から地球へ帰ろうと足掻く登場人物のたった数時間の奮闘の中に、
我々はどう生きるべきなのか、生きるとはどういうことなのかという人間の根源に迫る問いがなされており、
そのラストショットの一連のシークエンス!
横に移動してきたカメラが止まる。主人公が指を、手を、そして足を動かす。その様子をカメラがフィックスで捉える。主人公の表情は写さない!
そして立ち上がる!未だにカメラは動かない。足首だけ写ってる!
ここで私は号泣!
そうだよ、こうなんだよ。だから原題はGRAVITYなんだよと!
映画終了後の拍手。劇場での拍手は初めてで私も思わず参加。
年末に見てプルプルし、年始に実家で見てまたプルプルし、この時は劇中で4回泣いた。
☆☆☆☆☆
これにて私の2013年の映画活動は終了です。
鑑賞した作品は全部で113本。劇場で見た新作は多分15本ぐらいかな。
忘れもしない12月28日の109シネマ木場。
最後に見たゼログラビティ。いや、あえて原題のGRAVITY。
期待はしていたがこれほどとは。本当に本当に素晴らしい映画体験でした。
また、モンスターズ・ユニバーシティ。
マイク・ワゾウスキに感情移入しまくりでキッズや若ママのあふれる映画館で号泣しました。
夢を追いかけるってなんて残酷なことなんだ。それでも好きなことを求める気持ちは誰にも抑えようがないんだ。
自分だけが見つける価値観や世界はあるのだろうか。
パシフィック・リムもよかった。
あんなに興奮できる映画もなかなか無い。細かいことなんて全部忘れて怪獣たちをぶん殴るイェーガーに酔いしれたい。いつまでも終わらないでほしいと心から願いました。
キャビンも素晴らしすぎてもう4回も見ている。
あんな映画は一生出会えないかもしれない。発想のぶっ飛び具合。
本当に面白い発想でこうだよねと。細かいディテールもいいけれど、そもそも世界の構築が根本から違う。そういうこと?そういう視点?っていう驚き。
今年はどんな映画に出会えるか楽しみでなりません。
キックアス2もあるディズニーの新作もある、猿の惑星の続編もある。
期待に胸膨らまし、私は今年も映画館とTSUTAYAに足繁く通います。
以上、2013年映画鑑賞の総括でした。
いよいよ年の瀬になってきました。
といってる間におたおたしていると年の瀬から年明けになってしまいました。映画は見ているものの全然まとめておらず、もういいからとりあえず2か月分さくっとまとめます。
そのほかにもブログのネタはあるのですが筆を真剣に持つ機会を作れず大変反省しております。
なんだあいつはちょっとあれがあれするとこうやってあれをあれするのかなんて言われないよう今年も頑張る所存です。
例年の婦人公論は一旦置いといて、まずは昨年の清算をしていきます。あとねこんなに映画見たんだからちょっとランキング的な総まとめもね、やりたいなーなんて思っています。
11月
101.フォローミー(1972)(3回目)

何度もご紹介している気がしますので改めて紹介しませんが、私の生涯ベストに近い映画です。
本当に大好きなんですよ。
ミアファローはかわいいし、そのたどたどしい演技がばっちり。そしてトポルさんの愛らしさと言ったらもうね。最高の笑顔です。
☆☆☆☆☆
102.いつも二人で(1967)

ヘップバーン映画は「ローマの休日」「ティファニーで朝食を」以来3作目。
結婚生活を長くしてきた夫婦がドライブ旅行中、二人の出会いからこれまでの様々場面を現在と過去を交錯させながら描く。
これは上のフォローミーと合わせて某お方にプレゼントさせていただきまして、現在鑑賞済みかどうか知りませんが、折に触れ見返していただけると有難く思います。
☆☆☆☆
103.マトリックス(1999)

説明不要のマトリックスですが、今更初見でした。昔々、私が高校生の時に友達と一緒にビデオを借りて見始めたものの早々に二人とも寝るという思い出深い映画です。
非常に今見てしまったことが残念なんですよね。マトリックスの世界観というものがかなり浸透というかある意味ありきたりになってきてしまっている現在、新鮮さをどこまで受容できるかなと思っていたけど、やっぱり衝撃はそれほどではなかったです。
随所にかっこいいシーンはあるんだけど、全体のストーリーがすごいとかではないので、ある意味その世界観とクールなルックスが魅力なので、印象としてはまあまあ。
でも見ることは決して無駄ではないので、続編のリローテッド、レボリューションも見ていこうと思います。
☆☆☆
104.ライフイズビューティフル(1997)(2回目)

遠い昔に見たのをなんとなくテレビでやっていたので鑑賞。生涯ベストとかに挙げている人を雑誌とかで見るけど、改めて見返すとそこまでの映画じゃない気が。いいとは思うけど稲妻には打たれた気が全くしない。
☆☆☆
105.野蛮なやつら(2012)

まず脚本がめちゃくちゃでした。二人の青年と一人の女性が始める麻薬ビジネスのが引き起こす事件と女性の誘拐による三人の恋愛模様を描いていますが、見ている内にどんどん興味がなくなっていき最後はどうでもよくなります。成人指定なのですが、冒頭のsexシーンがもう気が抜けた感じで、暴力描写も目新しくはなく無駄に残虐だったりします。全然ゾクゾクしません。更にジョントラボルタはなんかもうだめですね。やたら押しが強い割に中身が無いというか。。。
☆☆
106.エイリアン3(1992)

リプリーVSエイリアン第3ラウンド!
今度は僻地の星にある刑務所で遭遇!前科者たちと組んでエイリアン退治に奔走します。ラストは女王エイリアンとの心中で決着がついたはずだが、、、
☆☆☆
107.キャビン(2013)(4回目?)

とにかく一回でも見ればあなたが好きかどうかは別にして生涯忘れられない一本になることは確実なので、映画というもののエネルギーやパワーを感じたいのであれば是非ともご覧あそばせ。
☆☆☆☆☆
108.悪の法則(2013)

リドリースコット監督でマイケルファスベンダーやブラッドピット、キャメロン・ディアスなどの有名な役者陣が多く出演している本作品。
メキシコの麻薬組織とのビジネスに小遣い欲しさに出資してしまっった弁護士がとある事件を境に正体の見えない組織に命を狙われ、やがてその標的は仲間たち全てに向けられてゆく。
ほとんどが会話中心で派手な場面は少ししかありません。
徐々に迫り来る組織の影とメキシコという土地とに恐怖を感じます。見終わった今、劇中の会話が暗示していることについて改めて見返したいのでDVDを心待ちにしています。現時点では半分も理解していません。
ただ、凄みを感じる!
←これはとっても大事なのです。なんか分からんがすごいものを見た気がする感。2001年宇宙の旅とかタダ事でない感じするもんね。ものすごく哲学的な映画だけど。
☆☆☆
12月
109.高地戦(2012)

やはり韓国映画のポテンシャルほ高いと再確認しました。
朝鮮戦争末期の38度線上に位置する高地の支配権を巡る攻防と兵士たちの民族を超えた交流、かつての仲間を豹変させてしまった想像を絶する過去、そしてなによりも全体を通して戦争というもののどうしようもないやるせなさと無情さをものすごくハイレベルに描いています。
そしてこれまで歴史に封印されてきた最後の24時間に起こるあまりにも無情な戦争というシステムの結末に涙は隠せないのであります。
☆☆☆☆
110.ライフ・オブ・パイ(2013)

こんな話とは思っても見なかったよ!byオレ。
インドからカナダに向かう船が沈没し、虎と共に漂流することになったパイ少年のお話。
宇多丸さんのお話を聞いてようやくどういう話か朧気に理解しました。
物語の役割ってなんだろうか。
☆☆☆☆
111.レア・エクスポーツ〜囚われのサンタクロース〜(2010)

フィンランドのクリスマス映画です。
☆☆☆
112.CITY OF GOD(2003)

10歳にも満たない子供が銃を持ち強盗をする。車が通れば集団で運転手を暴行し、金と車を奪う。
そんな暴力だらけのスラム街で育った少年たちの青年期までの生活を生々しく描く。
本当にこんな世界があるのかというほど我々の理解を超えた世界です。
暴力と金と麻薬とSEXそして名誉のみにしか興味を示さない人たち。
そんな中でカメラを手にすることで自由な世界を手に入れた少年のお話。
そしてこれが実話という驚き。
☆☆☆☆
113.ゼログラビティ(2013)

まず言わせて欲しい。
私の生涯ベスト級の映画に出会ってしまいました!!
ハッブル宇宙望遠鏡の修理プロジェクトのためスペースシャトルから船外作業を続けるクルーたちを破壊された人工衛星の破片の嵐が襲い、クルー達は宇宙空間に放り出される。
ここからどうやって地球に帰るのか。たったそれだけのお話。
でもその中に宇宙空間から地球へ帰ろうと足掻く登場人物のたった数時間の奮闘の中に、
我々はどう生きるべきなのか、生きるとはどういうことなのかという人間の根源に迫る問いがなされており、
そのラストショットの一連のシークエンス!
横に移動してきたカメラが止まる。主人公が指を、手を、そして足を動かす。その様子をカメラがフィックスで捉える。主人公の表情は写さない!
そして立ち上がる!未だにカメラは動かない。足首だけ写ってる!
ここで私は号泣!
そうだよ、こうなんだよ。だから原題はGRAVITYなんだよと!
映画終了後の拍手。劇場での拍手は初めてで私も思わず参加。
年末に見てプルプルし、年始に実家で見てまたプルプルし、この時は劇中で4回泣いた。
☆☆☆☆☆
これにて私の2013年の映画活動は終了です。
鑑賞した作品は全部で113本。劇場で見た新作は多分15本ぐらいかな。
忘れもしない12月28日の109シネマ木場。
最後に見たゼログラビティ。いや、あえて原題のGRAVITY。
期待はしていたがこれほどとは。本当に本当に素晴らしい映画体験でした。
また、モンスターズ・ユニバーシティ。
マイク・ワゾウスキに感情移入しまくりでキッズや若ママのあふれる映画館で号泣しました。
夢を追いかけるってなんて残酷なことなんだ。それでも好きなことを求める気持ちは誰にも抑えようがないんだ。
自分だけが見つける価値観や世界はあるのだろうか。
パシフィック・リムもよかった。
あんなに興奮できる映画もなかなか無い。細かいことなんて全部忘れて怪獣たちをぶん殴るイェーガーに酔いしれたい。いつまでも終わらないでほしいと心から願いました。
キャビンも素晴らしすぎてもう4回も見ている。
あんな映画は一生出会えないかもしれない。発想のぶっ飛び具合。
本当に面白い発想でこうだよねと。細かいディテールもいいけれど、そもそも世界の構築が根本から違う。そういうこと?そういう視点?っていう驚き。
今年はどんな映画に出会えるか楽しみでなりません。
キックアス2もあるディズニーの新作もある、猿の惑星の続編もある。
期待に胸膨らまし、私は今年も映画館とTSUTAYAに足繁く通います。
以上、2013年映画鑑賞の総括でした。